中朝間を結ぶ「新豆満江大橋」が来年10月開通

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中朝間を結ぶ「新豆満江大橋」が来年10月開通

中国吉林省の琿春市と北朝鮮の羅先(ラソン)市を結ぶ「新豆満江大橋」が来年10月に開通すると、中国国営の中国新聞網が報じた。

琿春と羅先の間には1938年に建設された「豆満江大橋」がある。中国・丹東市と北朝鮮・新義州市を結ぶ鴨緑江大橋と並び、中朝貿易の拠点だ。

しかし「豆満江大橋」は、老朽化が激しい上に幅が狭い。将来的な交通量の増加も予想されたことから、2014年9月から従来の橋のすぐ北側に、新しい片側2車線の橋の工事が始められた。

琿春市交通局の資料によると、現在橋の基礎や橋桁は完成し、工程の進捗度は60%に達している。このままのペースで行けば、2016年10月末には完成する見込み。

完成すれば、ロシアのザルビノ港と共に、吉林省と黒竜江省からのコンテナを引き受ける北朝鮮の羅津港と中国の往来が盛んになり、中国東北部のさらなる発展が進むことが期待されている。

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