重大病が見つかるチェックリスト「ドライアイ」 (3/4ページ)
処置時間はおおよそ10分ほど。片方の目に2つずつある涙点に目薬で麻酔をし、症状に応じて涙点プラグを涙点の一方、もしくは両方にはめ込むだけ。もちろん外来でOKです。簡単で高い治療効果が得られるのが最大の利点です。
涙には角膜の傷を治すために必要な「細胞成長因子」という物質が含まれていますが、涙点プラグによって涙の流出が少なくなれば、この物質も目の表面で増え、角膜の傷も通常数日で修復されます。
なお、最近はコラーゲン製のプラグもあります。2カ月くらいで溶けてしまいますが、突起がなく違和感がないのが特徴です。シリコン製が合わない人は、試してみるとよいかもしれません。
最後に豆知識を少し述べます。コンタクトレンズを使っている人は、コンタクトレンズの使用がドライアイの原因になる場合もあるのでご注意ください。眼球に密着するコンタクトレンズは、涙の流れを変えたり、アレルギーによる乾燥を引き起こす可能性があります。保湿効果のあるモイストタイプのコンタクトレンズも売られているので、心配な方はこちらを試してみましょう。
女性の方は、アイラインを入れる場所にもご注意ください。上下まぶたの縁には、合計50~70個のマイボーム腺という分泌腺があり、脂質を分泌し、涙液の乾燥を防ぐ油膜を形成しています。ここがアイメイクで塞がれると、脂質が分泌されず、ドライアイになる可能性もあります。アイラインを、まつげの外側ではなく、内側や粘膜もしくはまつげの根元にしている場合に多いのです。
コンタクトレンズメーカーのチバビジョンによれば、7割の女性がマイボーム腺を塞ぐメイクをしていたそうです。メイクの濃い女性がいたら、気をつけるように伝えてみてはどうでしょう。