重大病が見つかるチェックリスト「口臭」(2) (2/3ページ)
これを聞けば、【3】の人も今までよりよく歯を磨くようになりますよね。
ただし、歯磨きは食後すぐにしてはいけません。食後30分たってからにしましょう。なぜなら、食後すぐの口の中は、酸性であることが多いので、歯の表面に傷がつきやすいからです。
ですから30分後、唾液の作用によって酸性が中性に戻り、歯の表面が硬さを取り戻して(再石灰化といいます)から磨くのがベスト。どうしても時間がない場合は、せめて、うがいをしてから磨いてください。
もう一つ、手軽にできる対策法としては、「ガムをかむ」があります。先ほど、唾液をたくさん出すようにすることが口臭予防には重要だと申し上げましたが、ガムをかむと自然に唾液がたくさん出るため、口臭予防に即効性が期待できるのです。最近ではキシリトール配合で、虫歯予防効果も期待できるガムが多種あって、気軽に購入できるので、それらを利用するといいでしょう。
また、口の中が乾いた状態だと、口臭が強くなりやすいので、お茶や水などで水分補給をまめに行い、口の中が唾液などで潤いのある状態を意識的に作ることで、口臭を防ぐことができます。しかし、カフェインを含むコーヒーやお酒などは、利尿作用があるので、口臭を悪化させるおそれがあります。
口臭を食べ物で抑える、という手もあります。口臭に効果が期待できる食べ物は、梅干し、レモン、レタス、パセリなど。梅干しやレモンは、唾液の分泌を促進し、クエン酸の成分が口の中の細菌が増えるのを抑えてくれます。レタスは、食物繊維が豊富なので、よくかまなければ飲み込めません。よくかむことで唾液の分泌を促し、口の中の乾燥を防ぎます。パセリにはクロロフィルという殺菌成分が含まれており、ピネンという臭いを消す作用のある成分も含まれているので、口臭予防には最適の食材であると言えます。
ちなみに牛乳は、あまり効果が期待できないと言われています。ニンニクの臭い成分であるアリシンがタンパク質とくっつきやすいので、牛乳などの乳製品をとると臭いが消えるという考え方ですが、私はその効果はあまり望めないと考えています。