重大病が見つかるチェックリスト「腰痛」 (2/3ページ)
体を前に傾けると痛むのが椎間板ヘルニアで、腰から足のしびれ・痛み・筋力低下、ひどくなると尿や便を漏らす、といった症状があります。
体を後ろに反らすと痛いのが脊柱管狭窄症で、症状は長時間歩けない、足のしびれ・痛みなど。動くと痛みが増すのが圧迫骨折で、背中が丸くなる、身長が縮むといった症状が出ます。こうした“原因ハッキリ型”の腰痛と診断されたら、自分でどうこうできるレベルではないので、医療機関で治療を受けてください。
逆に言えば、“原因ハッキリ型”は、特徴的な症状があったり、ある動きをすると痛みが強くなるので比較的わかりやすく、病院でもMRIやX線で診断可能なので、対処もしやすいと言えます。
やっかいなのは、“原因不明型”ですね。筋肉や血液の流れなどに異常があるとは考えられていますが、そうなった直接の原因がハッキリせず、MRIやX線でも診断が難しい腰痛です。原因がわからないからなかなかよい対処法を見いだせないことも多いのです。しかも、困ったことに、「腰痛の85%は原因不明型」だと言われているのです。慢性的な腰痛を抱えている人のほとんどは、この“原因不明型”の腰痛ではないかと思われます。
“原因不明型”腰痛の対策としては、やはりふだんの生活面でのくふうが必要になってくると考えられます。とても大事なのは、「姿勢を正す」こと。特にいつも猫背になっている人は要注意。猫背は腰に負担がかかります。寝る時は、あおむけになって、両膝の間にクッションを入れるといいでしょう。マットレスの硬さにも気を配ってください。軟らかすぎるマットレスが腰痛を引き起こすこともあるようです。
また、長時間座る時は、左右に体重をかけ、両足をしっかり地面につけること。腰に負担がかからないような座り方を意識しましょう。重たいものを持ち上げる時は、腰や膝を下に落としてから行うこと。これはギックリ腰対策としても有効です。入浴する時は、ゆっくり入ることも大切です。浴室で身をかがめたとたんにグキッ! となる人もいます。