重大病が見つかるチェックリスト「アルツハイマー病」 (3/4ページ)
野菜や果物によるビタミンE、C、βカロテンなどが発症を抑えると言われています。また、1日1回以上魚を食べている人は、ほとんど魚を食べない人に比べてアルツハイマー病の危険が5分の1に低くなるというデータもあります。魚類に含まれるEPAやDHAが重要なのです。生活習慣病もアルツハイマー病も防ぐために、野菜や果物、お魚を積極的に食べましょう。
アルツハイマー病の治療は、薬物療法としては現時点では完全に治るというより、進行のスピードを遅らせる薬しかありません。したがって早期に発見し、早期に治療を始めることに意義があります。そして、ならないような生活習慣を送ることが最も大切です。
非薬物療法では、行動・感情・刺激に焦点を当てた療法となります。例えば音楽療法、アニマルテラピー(動物介在療法)、園芸療法、運動療法、作業療法などがありますが、いずれも「1人にしない」「社会とのつながりを保つ」ことが大切です。自宅に引きこもらせないように、通所リハビリテーションなどを利用するといいでしょう。
アルツハイマー病になってしまった時は、家族の対応のしかたがポイントとなります。あらゆる場面で、患者さん本人のペースに合わせてケアしてあげてください。そしてご家族だけでなく、地域全体で認知症やアルツハイマー病に対する理解を深め、患者さんを温かく見守りましょう。
──アルツハイマー病チェック項目──
【1】最近、物忘れが激しい
【2】友人や親戚など、知っているはずの人との関係がわからなくなってきた
【3】頭痛やめまいが生じる
【4】不安感がある、やる気が出ない、不眠など、抑うつ状態を生じる
【5】最近、頑固でわがまま、自己中心的な行動が多いと言われる
【6】本を読まない。