重大病が見つかるチェックリスト「アルツハイマー病」 (1/4ページ)

アサ芸プラス

重大病が見つかるチェックリスト「アルツハイマー病」

 以前、このコーナーで「認知症」を取り上げたところ、予想以上の大きな反響がありました。また、その後もしばしば「認知症」に関するニュースを耳にすることもあり、あらためて「認知症」が社会的な関心が高いテーマであると感じております。ということで、今回は「認知症」の中でも、最も多いとされる「アルツハイマー病」についてお話ししたいと思います。

「アルツハイマー病」は、脳が萎縮し、記憶力や思考力が衰え、認知機能に支障を来す病気です。脳梗塞や脳出血、脳腫瘍、脳の炎症といった脳の病気も「認知症」の原因となりますが、認知症の原因で最も多いのが、「アルツハイマー病」で、認知症全体の過半数を占めています。

 1907年、ドイツの精神科医アルツハイマーが、52歳で発症し、急速に記憶障害や認知障害が進行して数年で亡くなった女性の症例を、新しい病気として発表しました。以来、初老期で起こる脳の認知障害を「アルツハイマー病」と呼んできました。

 一般にアルツハイマー病にかかる人は、65歳以上の高齢者が多いのですが(老年性アルツハイマー病)、40代から65歳までの年齢に発症することもあり、老年性アルツハイマー病に比べて若い中高年者に発症することから、若年性アルツハイマー病と呼んでいます。

 アルツハイマー病の患者数は、この10年余りで約14倍に増えています。その原因は加齢によると考えられてきましたが、最近、神経細胞のタンパクが変性してきて、神経原線維変化や老人斑ができるらしいことが原因だろうとわかってきています。

 では、チェック項目(ページ下部)を見てみましょう。【1】、【2】は、誰でも物忘れはしますが、どんな忘れ方をするかに着目してください。単なる物忘れと、アルツハイマー病による認知症との違いは、ある程度、区別できますから。例えば、テレビのリモコンを置いたところを忘れるのは、単なる物忘れ。しかし、操作法を忘れたり、リモコンが何をするものかを忘れるのは、アルツハイマー病による認知症のおそれがあります。【2】の場合、目の前にいる人の名前が思い出せなくても、どんな関係の人なのかを覚えているのは、物忘れ。しかし、その関係がわからない(友人とか親戚とか)のは、アルツハイマー病。

「重大病が見つかるチェックリスト「アルツハイマー病」」のページです。デイリーニュースオンラインは、重大病が見つかるチェックリストアルツハイマー病週刊アサヒ芸能 2015年 8/13号森田豊認知症社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る