重大病が見つかるチェックリスト「冷房病」 (2/4ページ)

アサ芸プラス

神経痛や頭痛、腹痛などの冷房病の症状が出てくる前に、何かしらの対策を講じたいものです。

 【6】~【10】に当てはまる人は、もしかしたらすでに「冷房病」にかかっているかもしれません。

 では、どんな対策をとったらいいか。対策その1は、“生活環境”です。冷房を調節して、室内と室外との温度差を、可能であれば5℃以内にとどめてください。また、冷風を直接、体に当てないよう心がけましょう

 毎日の生活の中で、ストレッチをしたり、軽く汗をかく程度の運動を習慣として取り入れることも大切です。入浴は、シャワーだけでなく、湯船につかることが重要。ぬるめのお湯にゆっくりつかるようにしてください。服装は、カーディガンや厚手の靴下などを利用しましょう。最近はユニクロなどで冷房病対策の下着や洋服も売っていますので、これらを使うのもいいと思います。

 対策その2は、“食事”です。基本は朝昼晩、三食きちんと食べること。そして、ショウガやネギ、ニンニクなど、体を温める食材を積極的にとりましょう。私のおすすめは、韓国料理です。暑い時こそ、熱々の韓国料理を食べると元気も出て、冷房病対策になると思います。

 また、お肉などのタンパク質は、熱の源となります。青魚やナッツに含まれるビタミンEは、血行をよくしてくれます。豚肉、ゴマ、玄米などに含まれるビタミンB群は、栄養素をエネルギーに変える働きがあります。これらの食材を上手にとることで、「冷房病」になりにくい体を作ることができます。

 対策その3は、“手と脚ストレッチ”です。いつでもどこでも簡単にできるので、ちょっと紹介してみます。まず手のストレッチは、(1)おにぎりを握る感じで両手を組み合わせ、右手で左手を外側へ反らします。(2)反対向きも同じように、左右交互に3秒を5回ずつ繰り返しましょう。

 次に脚のストレッチは(1)靴を脱ぎ、足を軽く開いて立ち、かかとをぐっと上げて、3秒間そのままの状態でキープ。(2)床につかないくらいかかとを下げたら、また(1)に戻り、めいっぱい爪先立ちで背伸びします。

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