ヨーロッパの超日常:野外マーケットを探索してみよう! (1/4ページ)
ヨーロッパの日常の光景を収めた写真の中でよく見かけるもの、その1つであるマーケット(市場)。
多くの町や村には大抵「マーケット広場」と名付けられた場所があり、今もここで露天商がお店を開いている様子をよく目にします。
もちろん、ヨーロッパ各国では、日本と同様、全国に大型スーパーマーケットのチェーン店が進出しています。こうしたスーパーマーケット店の競争はとても激しく、お客様の取込みに向けて、様々な変化が出ています。
かつては月曜日から金曜日までは、朝8時~6時頃まで、土曜日は夕方4時頃まで、日曜日はお休みと、限定された時間で営業されていましたが、営業時間が長くなり、都心部以外でも日曜日に営業するまでに。
男性も女性も働くことが多くなり、従来のような日中の時間外にお買い物をするニーズが増えるなど、人々の生活スタイルの変化に応えているようです。
こうしたいわばお客様の都合や「便利さ」にあったスーパーマーケットに対して、ほぼ昔と変わらず、限定された曜日に、早朝から夕方前までの間のみ営業しているマーケット。実は淘汰されることなく、今も活気あふれる雰囲気の中、しっかりと続いています。
こうして続いている理由の1つは、農家さん直営であったり、農家さんから直接仕入れており、適正な価格でとても新鮮な品を提供していること。また欲しい量を量り売りしてくれたり、買い方次第ではおまけをしてくれるなど、買う人と売る人の間での人情味あふれるちょっとした取引きも魅力の1つかもしれません。

では実際の様子を見に、530年ほど前に起源をさかのぼり、ヨーロッパで一番歴史が長くて大きいとされる「マーケット広場」を持つ、オランダのデルフト市を訪ねてみましょう。