さよならベータ!日本の黒物家電を変えたVHSとの「ビデオ戦争」の顛末 (3/3ページ)

FUTURUS

例えば、ベータカセットの『L-250』という製品は“250フィートのフィルム長を有するカセット”という意味合いだが、ではその250フィートで何分の録画が可能なのか知っている一般層ユーザーは少ない。

大体、日本はメートル法が定着した国である。100メートルと250フィートのどちらが長いのか、知らない日本人のほうが大多数だ。

『ベータ』の敗因は、そこに見出すことができる。

■ 懐かしのビデオ映像をスマホで再現

source:VHS Camcorder – rarevision.com

“専門的技術”の売り込みを意識するあまり、一般層への浸透の機会を見失ってしまった『ベータ』。それでも『VHS』の影で細々とその寿命を伸ばしてきたという功績は、やはり驚嘆すべきものである。

そういえば、筆者の執筆ではないのだが以前FUTURUSでこのような記事があった。

VHS風の動画が撮影できるスマホアプリを紹介したものだ。この画質の粗さは、当時のオタクの間では“日本ビクターのウィークポイント”と言われていたものだ。

だが時代が進むと、その粗さが好きだったというユーザーが現れた。

“ビデオ戦争”の残光は、今もまだきらびやかな尾を引いているのだ。

【参考・画像】

※ ベータ方式のビデオテープ 販売終了へ – NHK

※ VHS Camcorder – rarevision.com

※ ぺかまろ / PIXTA

※ peus / PIXTA

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