【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第10話(前半)「俺の事嫌いなのか?」 (1/3ページ)
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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]
■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?
●第10話(前半)「俺の事嫌いなのか?」
健「そうでもないよ?」
彩「えっ」
健「あんたってさっき俺の事、得体のしれない存在って言っただろ?」
彩「あっ、き、気に障ったなら謝ります・・・すみません」
健「気に障ったとかそんな話じゃなくてさ。今まで俺にそんな事言ってくる奴なんて、男でも女でもいなかったから新鮮でびっくりしたんだよな。俺のサッカー部としての肩書きも、顔もあんたにとってはわりとどうでもよくて、びくびくしながらも、俺の事おかしいって、怖いって、言ってくれて・・・逆に好感を持った。俺の心をここまでざわつかせのは、サッカーの相手以外じゃあんたが初めてだ」
彩「じ、自分は、ただ、人との関わるのが苦手ってだけで・・・先輩だからってわけじゃ・・・」
健「あんたわかってる?」
彩「え」
健「俺じゃなくてもって、それが俺は嫌なんだよ。俺の心をざわつかせる相手が、俺を向いてないなんてむっとする」
彩「そ、そんなの先輩のわ、わがままじゃないですか・・・。