ダイエットする男はナルシストってほんと? 成功の鍵は自己評価 (2/2ページ)
■男性のダイエットには「納得」が必要
ネガティブ要因からのダイエットを、もう少し分析してみましょう。太めが解消され「デメリット」が減った後の反応とスコアを比較すると、
・ほめられてうれしい(他者視点) … 0.71
・かっこよくなったと実感(自己視点) … 0.40
・さらにガンバろう(ダイエット願望) … 0.20
と、他人の評価に気を良くのと同時に、ほぼ同数のひとは「他人の意見なし」でも次のステップに進めるのです。
また、ほめられたのをきっかけに他者視点に移ったあとも、ゴールである「ダイエット願望」には結びつかず、いったん「自己視点」を経由します。もし会うひとすべてに「やせたね!」「かっこよくなったね!」とほめられたとしても、それだけでは充分とはいえず、「自己視点」でOKが出されない限り、ダイエットを続ける原動力にならないのです。
この構図はなにを意味しているのでしょうか? もう少しカンタンに表してみると、
・他者視点 … ほめられる = 賞賛獲得 = うれしいだけ
・自己視点 … ほめられたわけではない = 納得や満足 = 行動の決定
となり、ひとから評価されて気を良くしたとしても、最終的は自分次第。「我が生涯に一片の悔い無し」状態にならないと男性のダイエットは続かないのです。
以前紹介したように、女性のダイエットは「ほめられる」ための手段なのに対し、男性は「すてき!」と賞賛されるだけでは足らず、「オレってかっこ良いでしょ!」的な一種の自己陶酔(とうすい)が必要。女性は理論的なのに対し、男性のダイエットは感情的と表現できるでしょう。
■まとめ
・男性のダイエットでは、他人からの賞賛は「決め手」にならない
・ステキ!など賞賛の声よりも、「オレ、モテるから」的な自覚が重要
・感情的な女性に対し、男性のダイエットは「感情むき出し」状態
(関口 寿/ガリレオワークス)