ダイエットする男はナルシストってほんと? 成功の鍵は自己評価

学生の窓口

女性はもちろん男性も気になるのが「体型」。部活を辞めたらおなかが出てきた!なんて慌ててダイエットを始めたひとも少なくないでしょう。

男性の「ダイエット」の原動力は何でしょうか? 女性は賞賛願望、つまり周囲から「やせたね」「きれい」と言われることが目的で、いうなればダイエットは「手段」に過ぎません。この構造は基本的に男性も同じですが、他人からのほめ言葉だけではパワー不足で、オレってモテる!と実感しないとダイエットには結びつきません。つまり男性のダイエットは「自己満足」が原動力になっているのです。

■「ほめて伸ばす」は通用しない?

ダイエットのきっかけとなる要素はおもに3つあり、

 a.賞賛獲得要求 … ほめられたい

 b.身体的満足 … 自信がある/自信がない

 c.拒否回避 … 嫌われたくない/拒否されたくない

a.はポジティブなのに対しb.は半々、c.はネガティブな要素を排除するために始まります。女性の場合は「成熟拒否」、つまりおとなになりたくない=女性的な体型を否定するためのダイエットもありますが、ここでは男性に絞って紹介しましょう。

ネガティブ要素から始まったダイエットは成功するのでしょうか? たとえば太めな体型が理由で女性に避けられるのでは? と感じた場合、

 ・拒否回避のために、ダイエットを始める

 ・ダイエットが進む(=デメリットが減る)

 ・周囲が気づき、ほめられる(=賞賛獲得)

マイナスを減らすために始めたのに、やがては賞賛されるのですから、うれしくないはずがありません。「ほめて伸ばす」ではありませんが、さらにガンバってやせよう!と思うのが人情…ところが男性は、他人からの賞賛が自信になるのは確かですが、さらなるダイエットの原動力にはなりません。一度自分の視点に戻して納得しない限り、次のステップに踏み出さないことがわかったのです。

■男性のダイエットには「納得」が必要

ネガティブ要因からのダイエットを、もう少し分析してみましょう。太めが解消され「デメリット」が減った後の反応とスコアを比較すると、

 ・ほめられてうれしい(他者視点) … 0.71

 ・かっこよくなったと実感(自己視点) … 0.40

 ・さらにガンバろう(ダイエット願望) … 0.20

と、他人の評価に気を良くのと同時に、ほぼ同数のひとは「他人の意見なし」でも次のステップに進めるのです。

また、ほめられたのをきっかけに他者視点に移ったあとも、ゴールである「ダイエット願望」には結びつかず、いったん「自己視点」を経由します。もし会うひとすべてに「やせたね!」「かっこよくなったね!」とほめられたとしても、それだけでは充分とはいえず、「自己視点」でOKが出されない限り、ダイエットを続ける原動力にならないのです。

この構図はなにを意味しているのでしょうか? もう少しカンタンに表してみると、

 ・他者視点 … ほめられる = 賞賛獲得 = うれしいだけ

 ・自己視点 … ほめられたわけではない = 納得や満足 = 行動の決定

となり、ひとから評価されて気を良くしたとしても、最終的は自分次第。「我が生涯に一片の悔い無し」状態にならないと男性のダイエットは続かないのです。

以前紹介したように、女性のダイエットは「ほめられる」ための手段なのに対し、男性は「すてき!」と賞賛されるだけでは足らず、「オレってかっこ良いでしょ!」的な一種の自己陶酔(とうすい)が必要。女性は理論的なのに対し、男性のダイエットは感情的と表現できるでしょう。

■まとめ

 ・男性のダイエットでは、他人からの賞賛は「決め手」にならない

 ・ステキ!など賞賛の声よりも、「オレ、モテるから」的な自覚が重要

 ・感情的な女性に対し、男性のダイエットは「感情むき出し」状態

(関口 寿/ガリレオワークス)

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