白鳳が仕掛ける「貴乃花理事誕生」の裏工作! (1/2ページ)
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週刊アサヒ芸能 2015年 11/19号
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日本人にならなければ無理──。北の湖理事長の見解で絶望視されていたモンゴル人横綱・白鵬(30)の一代年寄に展望が開けてきた。貴乃花親方が、功労者の白鵬に一代年寄を与えないのはおかしい、と考えているからだ。それを知った白鵬は‥‥。
「北の湖理事長は人生勉強が足りない。世の中の動きに合わせて、相撲協会が対応できるゆとりがない。そもそも外国人が親方になれるかどうかの問題が出てきたのは、ハワイ出身の高見山が優勝してからです。しかし、当時の春日野理事長(元横綱栃錦)は監督官庁の文部省にも断ることなく、こっそり『外国人は親方になれない』という規則を作ってしまった。あれから30年以上も経過し、白鵬のおかげで、スキャンダルで揺れた大相撲がここまで人気を盛り返してきた。それなのに、国籍を盾に何もしないのはおかしいですよ」
こう憤るのは、相撲ジャーナリストの中澤潔氏。今から30年前、高見山が引退する間際、中澤氏は文部省の体育局スポーツ課の課長に、「外国人を連れてくる時はいいことを言うのに、やめる時は、日本人じゃないから年寄になれない、と言うのはいかがなものか」と問いただした。すると、課長は「出口を塞ぐなんて確かにずるい」。中澤氏がそれを春日野理事長に伝えたところ、「いや困ってるんだ。いい方法を考えるよ」と答えた。実はそれが「外国人はダメ」という規則だったのだ。結局、高見山は日本に帰化して問題は決着したのだが‥‥。
翻って現在はというと、モンゴル人でも一代年寄を与えるべき、との考えを持つのが貴乃花親方である。
「貴乃花親方は優勝22回。なのに優勝35回の大横綱が、国籍が日本ではないからという理由で一代年寄になれないのはおかしい、と思っている」(相撲関係者)
毎年、九州場所は初場所後の理事選挙をニラんでさまざまな情報戦が展開される。貴乃花親方の意向を知った白鵬は、「貴乃花理事長」を誕生させるべく電光石火、自身を含むモンゴル人の3横綱と、モンゴル出身の先輩、大島親方(元関脇旭天鵬)の4票を取りまとめる裏工作に動いたという。相撲関係者が続ける。
「貴乃花一門は2人の理事を出すことも可能な勢いですが、理事長となるとそうはいかない。