「ロボットスーツ時代」の幕開け、誰しもが力持ちに (1/2ページ)
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今年に入り、ロボットスーツ『HAL』のニュースが度々報じられるようになった。
人間の身体に外から取り付けることによって、重い物でも楽々持ち上げることができるこの“発明品”は、今やベンチャーの枠組みを越えてしまった。
建設、リハビリ医療、介護などの関係者がこぞって『HAL』の導入を求めている。まさに「今ある問題の解決に向けた動き」が、リアルタイムで展開されているのだ。
この『HAL』が登場したばかりの頃は、それを見つめる世間の目もどちらかと言えば好奇心によるものであった。
「こんなに重たい物を運ぶことができるんだ。すごいね」という感想から上へ行くことはなかったように思える。だが、今はもう違う。
「これからはロボットスーツがなければ」という空気が、ようやく醸成されてきたのだ。
■ 医療機器として認可へ
11月10日、つくば市にあるサイバニクス研究企業サイバーダインが、自社サイトにてこのような発表を行った。
ロボットスーツ『HAL』が、薬事・食品衛生審議会での了解を得たというのだ。
これはすなわち、『HAL』が正式な医療器具として認められるということである。そして公的医療保険の適用可否が審議されるという意味合いも含まれている。
此度の審議会で了承された『HAL』は下肢用のもので、筋萎縮性側索硬化症(ALS、ルー・ゲーリッグ病とも呼ばれる)や下半身機能障害を持つ患者のリハビリに用いられる。
だが実のところ、厚生労働省の対応は「遅すぎる」という声もある。というのも、EU諸国では2年前に『HAL』の医療現場流通が認められているからだ。
その当時の動画をご紹介しよう。
※ 医療ロボ、欧州で販売可能に 筑波大発ベンチャーのサイバーダイン – YouTube
ドイツではすでに、医療保険適用についての審議が着々と進められている。
日本はそのあとを追っているという形だ。