歯科医ママに聞いた!赤ちゃんの「歯医者さんデビュー」はいつすればイイの? (2/2ページ)
■こんなときは小児歯科へ行こう
(1)歯の色が気になるけど、むし歯なのか判別できない
むし歯か心配なときは、歯医者さんでしっかりと確認してもらいましょう。生えてきた歯の色が白っぽかったり、黄色っぽい場合があります。光の反射でむし歯に見えているだけなのか、歯の石灰化がうまくいかなかった部分なのか、むし歯なのか……素人ではわかりません。
歯科医院のチェアでライトを当てて、きちんと確認してもらいましょう。症状に合った対処法も教えてもらえます。
(2)歯に白いものが付着して歯ブラシでとれない
歯石は大人にしか付かない、というイメージがあるようです。しかし、実際は体質によって赤ちゃんでも歯石が沈着していることがあります。赤ちゃんも必要に応じて歯石除去を行います。まずは歯医者さんでチェックしてもらいましょう。
(3)2つの歯が合体している
癒合歯(ゆごうし)といって、2つの歯がくっついていることがあります。この場合、くっついている部位は非常に磨きづらく、むし歯になりやすいのです。必要に応じて、溝になっている部分をセメントや樹脂などで予防的に埋めてもらう、むし歯になっていたら治療することが大切です。入り組んだ場所の磨き方も教わりましょう。
他にも、歯をぶつけた、歯並びが心配など、ママの感じた疑問や不安は実際に診察を受けて解消しましょう。必要があれば大学病院などを紹介してもらえます。
いかがでしたか。
小児科と違い、歯医者さんは泣いたらどうしよう、何されるんだろう、と気構えてしまいますよね。でも最近は歯科界も妊婦さんや赤ちゃんの歯を守ることに力を入れています。ぜひ、最初の一歩を踏み出して歯医者さんデビューしてくださいね。
【筆者略歴】
※ 進藤ゆきこ・・・専門家ライター。自身も子育て真っ最中の歯科医師、歯学博士。「毎日のオーラルケアをママとベビーのハッピータイムに」との思いで、親子のお口の健康について啓蒙活動に取り組んでいます。
【参考】
※ 専門医・認定医がいる施設 – 日本小児歯科学会
【画像】 In Green / Shutterstock