タイヤに触覚がついたら、彼女はどんな顔をするんだろう
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寒くなる季節、自動車にのっていて心配なのは路面凍結だ。夜間走行時は特に路面が見づらく、霜や水たまりの凍結を見逃しやすいし、そもそもタイヤのゴムの特性で路面温度が低ければグリップも低くなる。
ベテランドライバーであれば、長年の経験で周囲の環境変化を予測、危なそうな箇所はスピードを落とすなど慎重にドライブするが、若年ドライバーではなかなか予測できない。
また、ベテランであってもうっかりサインを見逃すと即事故につながってしまう。
そんなとき、路面の状況を正確に把握する技術があったら。
■ 世界初、タイヤが路面状況を把握する技術「CAIS」

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ブリジストンは、タイヤセンシング技術『Contact Area Information Sensing(CAIS)』という、路面状態をリアルタイムに把握するタイヤを開発。
乾燥、半湿、湿潤、シャーベット、積雪、圧雪、凍結といった7つの状態を判別することを可能とした。
タイヤトレッド面に装着された加速度センサーは振動を検知し、タイヤ摩耗状態や路面状態を判別する。これは空気圧センサーTPMSと組み合せることで、さらに精度の高いタイヤマネジメントが可能だ。
今はセンサーと解析装置だけであるが、今後これを応用することで様々な安全技術装置、ドライバーの運転サポートが実現できる画期的なセンサーである。
■ 突然の路面変化にも慌てない

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これまで冬季の走行は、特に慎重なドライブが必要だった。路面凍結、降雪、シャーベット状など刻々と変わる路面状況におっかなビックリである。
将来、車車間通信が実現すれば、前走車が得た路面情報を共有することで、予め速度を落とすなどの予防策も可能だろう。スキーに行く時も慌てることなく、確実にスキー場に着くことになるに違いない。
あまりにドラマがなく、ハプニングを期待する彼女も不満顔になるかもしれないが、安全第一である。
【参考・画像】
※ 「CAIS」コンセプトに基づいた路面状態判別技術が世界初の実用化 – ブリジストン
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