【冴え女シリーズ(8)】[女性小説家と男性編集者の場合]第6話(後半)「先生騙されてますよ?」 (2/4ページ)
人見知りな私にも優しく時間をかけて説明してくれたとても紳士的な良い人でした」
藤沢「失礼ですが・・・先生騙されてますよ?」
山田「何がですか?」
藤沢「それ、もはや使い古された手口の押し売り詐欺じゃないですか」
山田「そ、そんなことないですよ」
藤沢「実際に幸運が入ってきたんですか?」
山田「これを買ったら商店街の福引で6等が当たりました!」
藤沢「6等・・・ですか」
山田「『6等ですか』って・・・箱ティッシュとトイレットペーパーのセットですよ?ちょうどどっちも切れかけていたので大助かりです」
藤沢「えーっと・・・他には?」
山田「あとは古本屋で偶然にも欲しかったデューク如月(きさらぎ)のウォーキングの本と仏壇のカタログ本を見つけました」
藤沢「いろいろツッコミたいのですが・・・あえて聞くならなぜその2冊が欲しかったんですか?」
山田「この前デューク如月がテレビで健康の番組をやっていて私も健康になろうかと!」
藤沢「部屋からほとんどでない。さらに部屋は散らかって足の踏み場もない。