こう言えば伝わります!子どもを「叱らないでしつける」方法って? (1/2ページ)
絵本やおもちゃを乱暴に扱っていると「物を大切にしなさい!」と注意し、病院の待合室では「静かに待ってなさい!」と叱ったり……何回言っても聞かないため、ついつい小言が多くなってしまいませんか。
そんなママの多くは“しつけ=(イコール)叱る”になっています。“しつけ”と“叱る”は違いますし、実は叱らなくても“しつけ”はできます。
そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、“叱らないでしつける方法”についてお話しします。
■しつけをスタートする“タイミング”が大切
子どもはお乳の吸い方は本能として持って生まれてきますが、“やっていいこと、悪いこと”のルールは全く知らずにこの世に誕生します。それを一つ一つ教えて行くのが、親の役目であり、本来の“しつけ”です。
年齢によって躾の基準も内容も変わりますが、例えば0歳の子が絵本を踏んだとき“赤ちゃんだから絵本を踏んでも仕方がないだろう”と何も言わなければ、赤ちゃんは“絵本は踏んづけていいもの”として学習してしまいます。
赤ちゃんが絵本の上をハイハイした時は、そっと絵本を取り上げて「おっと、絵本は踏まないでね」と教えていけば、絵本を投げたり、足で踏んづける2、3歳児には育ちません。
ところが「小さいから、まだ言ってもわからないだろう」と数年間許していると、絵本を踏むことに違和感を持たなくなります。
そして、もう3歳になったからと大人サイドの区切りをつけて急に「今日から絵本は踏んではいけません」としつけをスタートしても、それまで良しとされていたので、絵本を乱暴に扱います。子どもも今までの悪習慣ですんなり言うこと聞きませんから、親は「どうして踏むの! いい加減にしなさい!」と頭に角を生やして“叱る”事態に陥ってしまうのです。
■子どもに求める“ハードル”を下げる
おっとりしている子でも活動的な子でも、総じて子どもは集中力があまりありません。
好きなことには没頭しますが、病院の待合室でじっと座って待っていることは苦痛です。