【冴え女シリーズ(8)】[女性小説家と男性編集者の場合]第7話(前半)「つまりそういうことです」
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【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]
■作品概要
若い世代に絶大な人気を誇る純愛小説家「唯ヶ浜栞」。その実態は山田典子というありきたりな名前な上にだらしない。恋愛小説を書いているも恋愛経験は無し。ある日、編集者の「樹」が「典子」の部屋にやってくる。しかし、あまりの部屋の汚さに打ち合わせは中止。急遽、2人で部屋の片付けをする事に・・・。
●第7話(前半)「つまりそういうことです」
藤沢「世の中そんなに甘くありません!とりあえずそのDVDボックスは先生の手の届かない本棚の上においておきます」
山田「あぁ・・・私の金田はじめがぁ」
藤沢「先生が真面目に部屋を片付ければ手元に戻ってきますよ」
山田「も~やります!やりますよぅ」
藤沢「はい、頑張ってください。では床に散らばった残りのゴミを全部ゴミ袋に入れていきますよ」
山田「はーい」
藤沢「それにしてもよくここまで物を溜め込んだものですね」
山田「逆にお聞きたいんですけど、藤沢さんは本とか物を買ったりしないんですか?」
藤沢「もちろん買いますよ?僕も編集者ですから本は好きですし」
山田「物を買ったら溜まっていくでしょう?」
藤沢「そうですね・・・必需品は別として、まず先生のように衝動買いをしません。買う前に必要なものか、繰り返し使うものかをしっかり考慮します」
山田「わ、私だって買う前に考慮しますよ」
藤沢「考慮していたらウォーキングの本など買っていないと思うのですが?」
山田「そ、それは・・・たまたま」
藤沢「先ほど捨てたゴムバンドは?」
山田「う・・・」
藤沢「考慮していれば物も増えないし、無駄遣いもしないですむわけです」
山田「で、でも月日が経てば確実に物は溜まっていくわけでしょう?藤沢さんの家は物が溜まらないんですか?」
藤沢「はい。ちゃんと要らないものは捨てていますから」
山田「だって考慮したうえで必要だから買ったんでしょう?それが要らないって・・・え?藤沢さん、バカなんですか?」
藤沢「殴りますよ?」
山田「だ、だって~」
藤沢「必要だったものも、中には時が経てば要らなくなっているものとか使えなくなったものとかあるでしょう」
山田「例えば?」
藤沢「一番買い換える頻度が多いのは服関係ですかね」
山田「え・・・なんでですか?」
藤沢「古くなっただるんだるんのスウェットを着ている先生にはわからないかも知れませんが、スーツやシャツは毎日着てたら痛んで見栄えが悪くなってくるんです」
山田「はぁ」
藤沢「会社内や会社外でいろんな人と会うわけですから、見た目にはやはり気を遣います」
山田「そうなんですか?」
藤沢「そうなんです!じゃあ先生の担当がスーツを着て清潔感のある見た目をしている人と、頭ボサボサでスウェット姿の人だったら、どちらに自分の原稿を預けたいと思いますか?」
山田「出来れば、スーツの人で」
藤沢「それはなぜ?」
山田「だってスウェットの人はだらしなさそうなんで、原稿がちゃんと雑誌に載るか不安ですもん」
藤沢「つまりそういうことです。話している人がしっかりした格好をしていれば、相手も仕事を任せたいと思うでしょう?」
山田「はぁ~なるほど」
【冴え女シリーズ(8)】[- 女性小説家と男性編集者の場合 -]第7話(後半)へ続く
●出演キャラクター
藤沢樹(ふじさわいつき)26歳:編集者
山田典子(やまだのりこ)29歳:作家
●声優および制作クリエイター
シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:柊唯也
女性声優:加藤みずき
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。
●アプリダウンロード
App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474