【アニメ漫画キャラの魅力】強面だけど義理堅い!?最高に頼りになる先輩「田中龍之介」の魅力『ハイキュー!!』

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 『ハイキュー!!』は週刊少年ジャンプにて連載されている、高校バレーの魅力がギッシリと詰まった作品です。連載当初のキャッチフレーズは「劇的青春」。また、作中では敵味方校共に個性あふれるキャラクターが多数登場し、多くのファンを魅了しています。コミックスの他にも、ノベライズ(小説)や四コマ本も刊行されており、TVアニメ放映は第二期が、前後編形式でTVアニメの総集編が劇場映画として上映されました。また3DSゲームの他にも、バレーボールを題材にした新しいカードゲーム「バボカ」も発売されています。今回は、そんな『ハイキュー!!』から、烏野高校バレー部においていつも騒動を巻き起こす強面な問題児「田中龍之介」の魅力についてご紹介させて頂きます。


⇒田中龍之介とは?(ハイキュー!!)
http://www.charapedia.jp/character/info/4991/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■見た目は怖いけどいい先輩

 「田中龍之介(たなかりゅうのすけ)」こと田中さんは、烏野高校男子バレー部所属の二年生です。ポジションはウイングスパイカー(WS)、背番号は5番。バレー部には珍しい坊主刈りな上、顔も口調も超絶怖い田中さん・・・ですが、実は義理人情に厚いお調子者。さらに、根はやさしく世話好きでもありながら、最近の悩みが「校内で迷ったらしき1年女子に教室を教えてあげようと声をかけたら泣かれた」と、残念ながらその見た目で損しているようです・・・。

 新入部員の一年生、特に「日向」や「影山」に関しては、入部当初から問題児だった二人の為に口利きしたり朝練に付き合ったりと、(成り行きとはいえ)後輩の面倒見はとても良いようです。そして先輩である三年には尊敬の思いを抱いており、特に主将の「澤村」に対してはまったく頭が上がらず“怒らせると怖い相手”とも思っているようです。また、同学年の「西谷」とは悪フザケ仲間として度々大騒ぎを起こしますが、あらかたの原因(と思われるの)は、二人が敬愛する三年マネージャー「潔子さん」絡みでしょう。そんな二人の諌め役、これも同じ二年の「縁下」。こうして後輩や仲間に慕われる田中さんではありますが、残念ながら女子にはモテていないようです・・・。

 なお、上には女子大生の「冴子」と言う名の姉がおり、補習で合宿に参加出来なくなりかけた日向と影山を、姉の冴子さんに頼んで送って貰いました。田中さんは本当に面倒見の良い先輩なのです。

 余談ですが、冴子さんは弟そっくりな顔をしているのにかなりの美人。アニメで田中さんは自身の妄想で女装をしていましたが、その姿はお世辞にも美人とは程遠い有様でした。顔の似た冴子さんが美人というのは謎です。

■それを補うための“チーム”であり“センパイ”だ!

 その強面な見てくれを裏切らないかのように、田中さんのプレイスタイルは荒々しく力強いものです。逆境に追い込まれても皆を鼓舞し、相手チームからも“ムードメーカー”と言われ、敵対する存在を威嚇。ガンを飛ばし怖いもの無しなのです。まさに鋼の精神力と言っても過言ではないでしょう。しかし、だからこそ対青城戦では「及川」に狙われ、強烈なサーブの餌食となってしまいます・・・。烏野のムードメーカーである田中さんが挫ける事は、つまりは烏野全体を根底から揺るがす事に繋がるのです。

 最初こそ強烈な攻撃にミスを繰り返し、いつもの調子を取り戻せないでいた田中さんでしたが、ビビっていた自分を叱咤するよう気合を入れ、すぐに立ち直ります。通常なら動揺したままでもおかしくはない状況で、田中さんの精神力、逆境を覆そうとする力はとてつもなく強いのでしょう。自身のミスに慌てていた田中さんですが、まだまだ技術的に劣っていた日向に対し「コートのこっちっ側は全員もれなく味方」と、とても心強い言葉を掛けてくれました。そんな田中さんだからこそ、チームの皆も彼を信じ、反対に支えようとしてくれるのかもしれません。

■部内一の騒がし屋

 謹慎明けの西谷が部に戻ると、途端に二人でハイテンションなまま騒ぎ始めるお調子者。さらに、そこへ潔子さんが係わると、後から仲間に(?)加わる音駒の「山本」と三人でテンションはマックス。もう始末に負えません。もしかしたら田中さんはムードメーカーと言うよりも、単なるお祭り男・・・なのかもしれません。

 当初は音駒の「山本」にガンを飛ばし、青城の「京谷」とはお互い無意識に張り合ってもいました。どうやら“似た相手”には、自然と敵対意識を燃やす性質(タチ)のようです。また、女子にモテる者に対しては無条件で敵意をあらわにします(笑)。

 前述でも少し触れた姉の冴子さんですが、どうやらこんな弟(田中さん)をかなり溺愛しているようです。冴子さんの最近の悩みは「弟のカッコ良さを解る女子がいない!」なのですから。そして第二回人気投票で思いの外順位の低い弟(12位)をアピールする為、「両手に花!!!」と称し、女子マネの「清水」や「谷地」らを添える気配り具合(笑)。最初こそ身内贔屓が恥ずかしいと困っていた田中さんでしたが、結局は両手に花(女子)に感謝の言葉を述べています。さらに、補習組を合宿へ車で届けて以降、試合の応援にもちょこちょこ出掛け、最後にはとうとう「りゅう(ハートマーク)」と書かれた応援ウチワを作られる始末。どうやら田中姉弟は“ケンカするほど仲が良い”な関係のようです。

■烏野の次期エースとして

 複雑な事情を抱え暗くなりがちであった烏野を、明るく元気に盛り上げていた「田中龍之介」。プレイや言動だけではなく、その人間性でもチームや仲間を盛り上げる。それこそが田中さんの何よりの魅力ではないでしょうか。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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