20歳以上の23%が不眠!夜眠れなくなりやすい職業トップ10
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仕事をしていると、体のあちこちが痛くなってきませんか?
特にデスクワークは肩や腰がこってきますが、立ち仕事でもそれは同じ。体をよく動かす人でも、同じ姿勢が続く人でも、仕事をしていれば体は痛くなるものなのです。
海外でもいま、昼間の仕事の疲れが体の痛みとなり、夜眠れなくなってしまう人が増えています。
アメリカの医師の団体『SERMO』によると、98.5%の医師が「患者が体の痛みで不眠に陥っている」と答え、100%が「睡眠の質は仕事に影響を及ぼす」と考えているのだそうです。
日本でも、不眠は深刻な問題。20歳以上の23.1%が「睡眠で十分に休養がとれていない」こともわかっています。
では、この症状はどんな職業で多いのでしょうか? 英語圏の人気ニュースサイト『Chron』が、体に痛みが生じ、不眠につながりやすい職業トップ10を紹介しています。
■10位:ITコンサルタント
IT分野に特化した専門家であるITコンサルタント。パソコンに向かう時間が長いため、首や背中に痛みが生じやすい職業です。「IT猫背」と呼ばれる症状もあるほど、姿勢が悪くなりやすいようです。
■9位:ライター・ジャーナリスト
ライターやジャーナリストも、パソコンに向かうことが多い職業。どちらも数をこなさなければならないため、必然的にデスクに座って画面を見つめる時間が長くなり、首や背中にかかる負担が大きくなります。
■8位:トラックドライバー
長時間同じ姿勢で運転し続けなければならないトラックドライバー。意外にも、膝に痛みを抱える人が多いのだとか。長時間座ったままの姿勢でいるため、膝のまわりの神経が圧迫されてしまうのです。ブレーキやアクセルの操作も膝に負担がかかります。
■7位:ライン作業員
工場で商品に部品をつけるなどの作業をし続けるライン作業員。立ち仕事のイメージがあるので、足腰が痛くなるのかと思いきや、つくるものによって痛くなる場所はさまざまなようです。腱鞘炎になったり、下を向きっぱなしで首が痛くなったりなど、過酷な仕事です。
■6位:弁護士
意外な気もしますが、弁護士の仕事内容もさまざま。デスクワークもあれば、1日中歩きまわるようなこともあり、体を酷使します。
■5位:消防士
厳しいトレーニングが求められる消防士。足の裏から膝、背中と、全身くまなく痛くなるそう。人命救助は重労働のようです。
■4位:スポーツ選手
ニュースを見ていても、スポーツ選手はケガが絶えません。やっているスポーツによって痛む場所は違うでしょうが、試合やトレーニングなどで毎日体を使うので、なかなか痛みはとれなさそうです。
■3位:庭師
しゃがんだ作業が多い庭師は、足腰への負担が大きい職業。背中、足、かかとにまで痛みが生じます。華やかな庭はこうした作業で成り立っているのです。
■2位:自動車整備士
自動車の修理や整備を行う自動車整備士。重い部品を運ぶなど、力仕事が多い現場です。労働時間が長いことが多いので、そういった面でも過酷です。
■1位:建設作業員
力仕事の職業の代名詞とも言える建設作業員。扱うものが大きく、道具も扱いが難しいものが多いため、ケガの多い仕事です。立ちっぱなしだったり、重いものを持ったり、さらには寒かったり暑かったりするので、さまざまな原因の痛みが生じやすいようです。
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どんな仕事でも、どこかしら痛くなってくるもの。整体やストレッチなどで、少しでも痛みを軽減できるといいですね。
(文/スケルトンワークス)
【参考】
※The top 10 painful jobs that rob people of quality sleep-Chron