【目からウロコのお悩み相談室 vol.8】家族編 (4/4ページ)

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息子から搾り取るなんで信じられない」と取り付くしまもありません。

A:「人に金を貸す時は、返ってこないと思え」と言います。この「人」が息子でも同じこと。踏み倒されるのは覚悟しておくべきだったですね。嫁にしてみれば「結婚前の約束なんて知らなかった」わけで一理あります。ここは息子の良心に訴えて減額交渉をしてみたらいかがでしょう。医者見習いの収入はスズメの涙、まず「月3万円」でスタートして、稼ぐようになったら増額してもらい、何分の一かでも戻ればそこで妥協すべきです。似たようなケースで姑が嫁に息子の学資分の「持参金」を要求して決裂。離婚された息子は50歳でもまだ再婚できないと聞きました。「老後資金」にこだわりすぎて子どもの幸せを壊しては、元も子もありません。嫁も姑もそれぞれの立場で妥協点を見出しましょう。 まき子おばちゃまからの伝言 古くて新しきは嫁姑関係とか。いまどきだと姑に「嫁は娘と同じ」という感覚はないから、無理に家風に染まらせようとしません。嫁のほうも「姑は夫の親」であって、「おかあさま」と呼んでも「実家のママ」とは比べもつかない。届きそうで届かないこの距離感は、「いいことはすべて自分のおかげ。悪いことは全て嫁のせい」と、明治や大正生まれの大姑や姑の不満のはけ口にされた団塊世代の古嫁にはけっこう新鮮かもしれません。

それでもときに「嫁姑バトル」はおきます。そんなときは「黙っていれば負けるだけ」。チャンチャンバラバラになったとしても、何も言わないよりは情報が共有できるでしょう。「縁あって家族」になったのですから、モメるのを怖がらず近づいてやりあってみることです。

~家族カウンセラー・エッセイスト・評論家:宮本 まき子~

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