一般人は購入厳禁!? 出土品の文字も判読する超ニッチな「歴史考古学専用カメラ」登場 (1/2ページ)
source:http://news.ricoh-imaging.co.jp/
世の中には、非常にニッチな分野へ向けた製品が存在する。
需要を形成するのは、何も一般人だけではない。その道の専門家のために、有名メーカーが製品を作るということも当然ある。
今回は一眼レフカメラの話をしたいと思うが、カメラというのは“ニッチな製品”が非常に多い。
これからご紹介する『PENTAX 645Z IR』も、そのような製品の一つだ。
■ 木簡の文字を判読する
我が国日本は、世界的に見ても重要な史跡を数多く持つ国だ。開発工事のために地面を掘り起こしたら、古代の人物名が書かれた木簡を発掘してしまった、ということもある。
今もそのような木簡や壁画が、どこかに眠っているかもしれない。だがそうしたものは、長年の劣化で絵や文字が判別しづらくなっている。
そこでリコーは、出土文化財撮影専用カメラ『PENTAX 645Z IR』を市場投入した。

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これはプロカメラマンからの評価の高い『PENTAX 645Z』をベースにしたもので、その機能は赤外波長域の撮影に特化している。すなわち、人間の目で捉えることのできない光を映す機能だ。
木簡の場合は、墨で書かれた文字がすっかり劣化して、肉眼では判読できないということがよくある。
だが『PENTAX 645Z IR』で撮影すれば、それがはっきりと浮かび上がるそうだ。
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上の写真を見る限り、消えかけている文字がかなり色濃く映されるようだ。こうしたことは一昔前までは、研究所の中の巨大な機械がやる仕事だった。