濃い味付けは肥満や高血圧の元! 管理栄養士に聞く、薄味をカバーするアレンジテク (2/3ページ)
さらに、高血圧を予防するには1日6グラム未満が目標とされています。WHO(世界保健機関)の世界の人の減塩目標値は5グラムです。
日本は和食文化であり、世界の中でも食塩摂取量が多い食習慣の国と考えられます。「国民健康・栄養調査・平成25年」(厚生労働省)の結果では、成人の1日の食塩摂取量の平均は、男性で11.1グラム、女性で9.4グラムであり、男女ともに、10年間で減少傾向であるとのことですが、高血圧などの病気を予防する量ではなく、いまだに食塩のとり過ぎの状況です。
■濃い味の料理が出てきたら、野菜をいっしょに食べる
――料理に含まれる塩分量がピンと来ません。一般的な、濃い味付けの料理にはどのくらい含まれているのですか?
西山さん 食品の栄養成分表示の、「食塩相当量」で確認できます。「ナトリウム」と記述されている場合は、その数値に2.54をかけると「食塩相当量」に換算できます。その場合は単位を、ミリグラムではなくグラムに直してください。
外食フードやスナック菓子などの塩分の含有量は、次の通りです。
ラーメン(1人前)……(汁を全て飲みきった場合)約6.0グラム
カップラーメン(普通サイズ)……(汁を全て飲みきった場合)約5.5グラム
きつねうどん(1人前)……(汁を全て飲みきった場合)約4.7グラム
カレーライス(1人前)……約3.4グラム
ハンバーガー(1個)……約2.2グラム
ポテトチップス(1袋)……約0.9グラム
――外食時などで、「塩分が濃い料理だな」と気になるときは、どうすればいいでしょうか。
西山さん 健康な人は、野菜や芋・豆類、果物に多く含まれる「カリウム」という栄養素が、過剰な塩分(ナトリウム)を尿として排泄する働きをします。濃い味付けのときは、必ず野菜を組み合わせて食べるようにしましょう。
■揚げものにソースは厳禁。香辛料を活用する
ではここで西山さんに、「おいしくて、塩分を控えめにするための食べ方」を教えてもらいました。
<外食編>
・料理に調味料をプラスしない。
例えば、ポテトに塩をかけない。