濃い味付けは肥満や高血圧の元! 管理栄養士に聞く、薄味をカバーするアレンジテク (1/3ページ)

学生の窓口


筆者の身内の大学生は、ファストフードやスナック菓子が大好き、外食時や自炊でも、塩やソースをだぶだぶとかける濃い味派です。管理栄養士で、糖尿病クリニックにて患者さんの食事指導にあたる西山和子さんは、「肥満や高血圧の若者が増えています。濃い味付けは塩分が多いので、20歳~30歳代でも過剰にとらないようにしましょう」と話します。塩分についてのお話しと、塩分を控えるためのアドバイスを聞きました。

■塩分が多い料理は、飲み過ぎ食べ過ぎをまねく

――塩味の濃い料理は、なぜ体に良くないのでしょうか?

西山さん 食塩は、「ナトリウム」と「塩素」からできていて、ヒトの体にとても大切な栄養素です。体内で、ナトリウムは水分や神経を調整し、塩素は胃酸の成分になります。普段から、主食・主菜・副菜の揃ったバランスの良い食事をしていると、食塩が不足することはありません。

しかし、濃い味付けの料理、塩分の多い調味料やおやつをたくさん食べていると、「食塩の過剰摂取」になります。すると、体のむくみや肥満につながって、若くても高血圧、胃がんのリスクが高くなり、やがて脳卒中、心臓病、腎臓病など、さまざまな病気の原因になります。

――塩っけのある料理やおやつはバクバク食べてしまいますね。

西山さん 塩分が多い料理は、ごはんや麺類などの炭水化物とよく合うため、必要以上に食べることが多いんです。すると、のどが渇いてビールやジュースを飲み過ぎてカロリーオーバーになります。

濃い味付けに慣れると、薄味にはなかなか戻れません。肥満や高血圧、糖尿病になると食事療法が必要になりますが、「減塩」の食事に苦労なさっている患者さんはたくさんおられます。

――塩分は、1日にどのくらいの量であれば大丈夫なのですか?

西山さん 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、1日の食塩摂取の目標量は、「男性は8グラム未満、女性は7グラム未満」です。

「濃い味付けは肥満や高血圧の元! 管理栄養士に聞く、薄味をカバーするアレンジテク」のページです。デイリーニュースオンラインは、ダイエット健康病気カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る