【東京散歩】招き猫発祥の地、東京世田谷区「豪徳寺」で晩秋を感じる散策をしてみてはいかがでしょうか? (1/4ページ)

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【東京散歩】招き猫発祥の地、東京世田谷区「豪徳寺」で晩秋を感じる散策をしてみてはいかがでしょうか?


招き猫とは、誰もが知っている猫の置物。古くは猫がネズミ等を駆除してくれるため、養蚕業者のための縁起物という風習があったそうですが、養蚕が衰退してからはお客やお金を「招く」ということから商売繁盛の縁起物とされています。

実は招き猫にはいくつもの発祥説があるそうですが、そのいくつかある説のうちの1つが、今回ご紹介する豪徳寺を発祥とする説です。

・あの「ひこにゃん」にも通じる豪徳寺発祥の招き猫
その説とは、江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった折のこと、豪徳寺の猫が門前で手招きするような仕草をしていたため寺に立ち寄り休憩すると雷雨が降りはじめたそうです。この時、雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は現在まで続くお寺となったそうです。この縁で豪徳寺は井伊家の菩提寺となったといわれており、幕末に桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓も実際に豪徳寺に存在しています。

・豪徳寺発祥の招き猫の秘密
実は一般的な招き猫は右手もしくは左手をあげていますが、豪徳寺の境内で販売されている招き猫は全部右手(右前足)を掲げ、小判を持っていません。これは、武士にとって左手は不浄の手のためだと言われています。そして小判をもっていない理由は「招き猫は機会を与えてくれるが、結果までついてくるわけではなく、機会を生かせるかは本人次第」という考え方からだそうです。

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