映画でもテレビでもない……「舞台演劇」の面白さって何ですか? 演劇演出家に聞いた! (2/2ページ)
そのときにその場にいないと見られないという点も舞台の魅力といえるでしょう。
――一期一会なわけですね。
田中さん そうですね。芝居好きな人は公演期間中に何回も通って、芝居がどのように変化しているのかを見たりされますが、それは通な見方だと思います。もし、まだ舞台演劇を見たことがないという人は、ぜひ一度劇場に足を運んで、まずは「生の迫力」を感じてみることから始めるのはいかがでしょうか。
――初めての人が演目を選ぶコツはありますか?
田中さん こればっかりは出会いですが、伝統的に各公演が出しているフライヤーにはセンスが凝縮されていると思います。演劇を初めて見るきっかけが、知り合いのお付き合いという方はけっこう多いと思いますが、自分のセンスに引っかかった公演を見に行って、お気に入りの役者、脚本家、演出家を見つけたときの喜びはまた格別なんじゃないでしょうか。
――ご自身の劇団『気晴らしBOYZ』を手がける際に心掛けているものは何でしょうか?
田中さん どれだけお腹いっぱいにさせるかです。演劇はやはり値段もそこそこするので、お客さんも欲張りになって当然だと思うんです。笑いたいし、泣きたいし、驚きたいし、考えたいし、人に話したい。うちは基本的にコメディ主体なんですが、独り善がりな作品にならないようには気を付けています。ぜひ一度見に来てください!
いかがだったでしょうか。日本各地には多くの「コヤ」があります。もし一度も舞台演劇を見たことがないなら、せっかくですから一度見に出掛けてみませんか。食わず嫌いはもったいないですよ!
⇒『気晴らしBOYZ』公式サイト
http://kibarashi.lolipop.jp/
⇒『気晴らしBOYZ』次回公演
『草葉の陰でネタを書く。』
作・演出 田中大祐/劇場『あうるすぽっと』
2016年2月3日(水)~2月7日(日)
(高橋モータース@dcp)