映画でもテレビでもない……「舞台演劇」の面白さって何ですか? 演劇演出家に聞いた! (1/2ページ)

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東京は世界でも有数の「演劇都市」だといわれます。実際、都内には数百の劇場(またホール)があり、毎日その「コヤ」でなんらかの公演が行われているわけです。また最近では地方でも演劇が盛んとのこと。今回は「舞台の面白さ」について取材しました。

劇団『気晴らしBOYZ』主宰の田中大祐さんにお話を伺いました。田中さんは放送作家で、脚本を書き、演出も行う才人であります。

■舞台演劇は体験するもの! 共有体験こそ魅力!

――舞台演劇を見たことのない人は多いと思うのですが、舞台の魅力とは何でしょうか?

田中さん 映画館よりも芝居小屋の方が、お客さんの笑い声や泣き声のボリュームが明らかに大きいです。それはやっぱり、パッケージ化された映像を「観賞」するのと違って、演劇はお客さんも一緒に「体験」するものだからなんだと思います。

――具体的にはどのようなことでしょうか。

田中さん 役者の息遣いまで感じることのできる臨場感は生だからこそです。目の前で事件が起き、その目撃者になるのですから感情の揺さぶられ方が違います。

音や光も含めて演じる側と受け手であるお客さんが時間と空間を共有できること、その「共有体験」が魅力だと思います。だから互いに「のった時」の劇場のうねり具合は本当にすごいので、それはぜひ一度体験してほしいですね。

■二度と同じ芝居は見られない! どんどん変わるのも魅力の一つ!

田中さん 演劇は生物(なまもの)ですから、公演中の間でもどんどん芝居は変わります。例えば、アクシデントがあって入れたアドリブが受けたからこのセリフはずっと入れようとか、お客さんの反応がよくなかったからここはカットしようとか、そのような変更は日常茶飯事です。

――そんなに変わるものですか?

田中さん はい。やはりお客さんの反応を見て変わります。ですから、皆さんがご覧になった芝居は二度と同じものを見ることはできません。

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