石油の不溶物を電気に!鹿島製油所のSDA装置で2016年開始の「ENEOSでんき」へ活用 (1/2ページ)
source:http://www.noe.jx-group.co.jp/
“工場萌え”の方にはたまらないであろう上の写真は、ガソリンスタンドのENEOSでおなじみ、JX日鉱日石エネルギーが鹿島製油所(茨城県神栖市)に設置した新型装置だ。
12月2日に竣工式が行われ稼働を始めるもので、溶剤脱れき装置、通称『SDA装置』と呼ばれている。
で、何をするかと言うと、石油精製の過程で生成する重質油を『脱れき油』と『SDAピッチ(超重質な抽出残渣)』に分離するという装置なのだ。
■ 「脱れき油」を石油化学製品に

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『脱れき油』はさらに分解され、石油化学製品などの原料になる。
石油化学製品と言えば、例えばPPやPE、PVCなど……要はウェアやシューズ、テレビの外装、メガネのレンズ等々、我々の生活に身近な様々な製品の材料になるということだ。
また、他にも軽油の原料としても使用することが可能だ。
■ 注目は「SDAピッチ」

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注目は『SDAピッチ』。
これは、ボイラ・タービン発電施設、つまり火力発電の燃料として使える。
JX日鉱日石エネルギーでは、このボイラ・タービン発電施設を鹿島北共同発電(茨城県神栖市)より購入し、『SDAピッチ』を燃料にできるように改良。
発電した電力は、業務用や産業用に使うと共に、2016年4月からスタートする家庭用電力の『ENEOSでんき』にも使用される。