糖尿病専門医に聞く! あなたに必要な1日のカロリーがわかる簡単な計算法とは (2/3ページ)
(2)次に、毎日の生活に必要なカロリーを計算する
(1)の標準体重に、「運動量別のエネルギー量である、25~40キロカロリー」を掛けた数値になります。
A. デスクワーク中心の職種、家にいることが多いなど、あまり動かない人
標準体重 × 25~30キロカロリー=( キロカロリー)
B. 営業などで少し汗ばむ程度に歩く人、軽い運動を日課としている人
標準体重 × 30~35キロカロリー=( キロカロリー)
C. 農業・漁業、運送業などの重労働の人、毎日ランニングを行う人など
標準体重 × 35~40キロカロリー=( キロカロリー)
例えば、身長が170センチメートルで仕事がデスクワークの場合、1日に必要なカロリーは、1.7×1.7×22×(25~30)で、約1,600~1,900キロカロリーになります。運動をほとんどしなかった日は1,600キロカロリーぐらい、少し動いた日は1,900キロカロリーぐらいが必要になるわけです。
この身長170センチメートルの人がもし1日に2,100キロカロリーを食べていたら、明らかにカロリーオーバーです。1日の食事で得るカロリーを1,600~1,900キロカロリー内にすると体重は現状維持で、それ以下におさえると減量できるという、明確な目標を立てることができます。
■食事を極端に制限しても、水分が減るだけですぐに元の体重に戻る
福田医師は、減量するときの注意点について、こうアドバイスをします。
「食事を極端に制限した場合、数日で体重は減るでしょう。ですが、通常の食事に戻すと、すぐに元の体重に戻ることがあるのではないしょうか。その場合は、体内の水分が減っただけで脂肪は減っておらず、一時的に脱水症状を起こしているだけです。
『健康的にダイエットする方法とは、内臓にからみついた内臓脂肪を減らすこと』です。ぽこっと飛び出たおなかにならないよう、特にデスクワーク中心であまり運動をしない人は、ウォーキングと筋トレを組み合わせた運動をとり入れて、カロリーの燃焼度をアップさせてください」
運動は、どのぐらいの量をすればいいでしょうか。