簡単な図を書くだけ!30分以内によりおいしいパスタを作る方法 (1/3ページ)
数学を難しく感じさせてしまう大きな要因が、専門性や難解な数式。そのあり方は、「理解したい」という思いを持つ人を拒絶しているようにも見えます。
しかし、そうした方向性とは異なるアプローチを試みているのが、『はたらく数学 25の「仕事」でわかる、数学の本当の使われ方』(篠崎菜穂子著、日本数学検定協会監修、日本実業出版社)。
専門的な表現や数式の類は極力少なくし、イラストや図解も豊富に使用。さまざまな仕事(職業)にまつわるエピソードを通じて、数学をわかりやすく解説しているのです。
きょうはそのなかから、主婦・主夫の仕事に焦点を当てた「ゆでたてのパスタを食べたい —PERT法—」をご紹介したいと思います。
■パスタとソースがほぼ同時にできあがる方法
主婦のA子さんが、ご主人の好物のミートソーススパゲティを夕食に決めました。ご主人からは、あと30分で帰ってくるとの連絡が。
さっそく準備にかかりますが、ソースをつくるのに意外と時間がかかり、パスタをゆですぎてしまいます。
前回はソースをつくったら、パスタが茹で上がったときにはソースが冷めてしまったため、逆にしてみたというのに……。
となれば知りたいのは、パスタもソースもほぼ同時にできあがる方法ですが、そんなときに役立つのが「PERT(パート)法」だそうです。
■PERT法を使えば効率的に料理ができる!
PERT法とは、ある仕事の各工程を図に表し、作業時間を見積もったり、効率化を探ったりする方法。なお、このときに作成する下のような図を「PERT図」と呼ぶそうです。

そして、PERT法のおおまかな手順は以下のとおり。
(1)必要な工程をすべて書き出す。
(2)それぞれの工程にかかる時間を書く。
(3)工程の順番を決める。