やっぱり日本はガラパゴス!? ローテク通信「電報」がなくならないワケ (2/2ページ)
改めてその様子を観察してみると、もはや“電報”という単語から、二歩も三歩も飛び抜けている姿をしていることが分かる。
NTT東日本が提供する『D-MAIL』のサイトを見てみよう。
その中でも筆者が気になったのは、『うるし電報「胡蝶蘭」』というものだ。職人が製作したという漆器のお盆がついているのが特徴で、特に弔電の際にはふさわしいサービスとなっている。

(c) 1999 東日本電信電話株式会社
■ シンデレラの靴が先方へ!?
また『D-MAIL』の祝電カテゴリーの中に、何とシンデレラのガラスの靴が先方に送られるというサービスもある。これはもちろん、ディズニーの版権を得た上での取り組みだ。

(c) 1999 東日本電信電話株式会社
花嫁がこの靴を履けなかったらどうしよう、という憂いもあるかもしれないが、ともかくこの祝電は、まさに一生ものの思い出となるくらいのインパクトである。
このように我が国の電報は、通信手段としての古めかしさを、補って余りある付加価値を有している。
もちろんそれには日本人の文化的特性も大きく作用しているが、一方で新しい企画を開発していくための工夫は、旧式化したインフラを独自に発展させるということが証明された。
電報は、斜陽を迎えてなどいないのだ。
【参考・画像】
※ D-MAIL – NTT東日本
※ うるし電報「胡蝶蘭」 / シンデレラ(ガラスの靴)- D-MAIL
※ SAKODA / PIXTA
【動画】
※ インドの電報サービス、7月15日で終了へ – YouTube