飼い主ショック!? 愛犬とは「アイコンタクト」できないってほんと? (1/2ページ)

「目は口ほどにものを言う」のことわざ通り、意思の疎通に重要な「目」。スポーツの世界では「アイコンタクト」が使われるように、信頼関係があれば「言葉」なしでも通じ合えるようになりますが、残念ながら愛犬とはアイコンタクトできないのはご存じでしょうか?
顔の一部を隠した飼い主が「来い」と呼ぶ実験では、素顔のときと比べて反応時間の差はごくわずか……顔よりも声が重要なことがわかりました。また、飼い主のそばに来て座るまでの時間は「口」を隠したときが最長で、犬がコマンドに従うには、目よりも口がだいじなことがわかったのです。
■目はくちほどにものを「言わない」
人間でも「目が合った」が理由でケンカになる場合がありますが、これは動物の世界では当たり前の話で、相手の目を見る動作はまさに敵対行動、野生のサルが出没する観光地では「目を合わせないで」的な看板があるのもこれが理由です。ただし、犬が飼い主の顔を見るのは信頼関係の証で、散歩のときにしょっちゅう顔を見上げる犬はよくしつけられていると表現できます。これを「アイコンタクト」とも呼ばれていますが、残念ながらコンタクトしているのは顔で、目と目で通じ合っていないという実験結果があるのです。
飼い主の顔の一部または全部を隠した状態で、「来い」の呼び声で犬を呼ぶ実験では、飼い主のもとに来るまでの時間は、
・素顔 … 3.45秒
・目を隠す … 3.13秒
・顔全体を隠す … 2.96秒
と??? な結果になりました。動物が相手ですから結果のバラつきは当然でしょうが、数字だけをみれば隠したほうが速く反応していることになりますし、ひいき目にみても誤差の範囲、ほとんど変わらない結果となったのです。「アイコンタクト」と思っていたのに、袋をかぶって顔全体を隠しても変わらないと聞くと、ちょっとがっかりですね。