シンギュラリティを危惧するイーロン・マスク、人工知能NPO「Open AI」を創設 (1/2ページ)
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ディープラーニングの登場で、人工知能(AI)が飛躍的な進歩をすることが期待されている昨今。
だが、一方では、人工知能が人間に限りなく近い、もしくは人間を超えることを危惧する考えも出てきている。
そんな中、TesraやSpace Xの創立者イーロン・マスク氏を中心に、人工知能を研究するNPO団体『OpenAI』がアメリカで設立された。
この団体の目的は、「人間レベルの人工知能が、実現可能になった時に、自己利益よりも良い成果を優先する研究機関」ということだ。
要は、人工知能が、人間や社会に対して有益になるように監視などを行い、より有益なものに導く機関ということだろうか。
まだ、団体の具体的な活動などについては未発表だが、今後行う研究の成果などは、NPOの刊行物などを通じて広く発表していくとのことだ。
■ 2045年に人を超える人工知能ができる?
人工知能に関する危惧については、『シンギュラリティ(Singularity)』という言葉がある。日本語で『技術的特異点』と言う。
これは、
「コンピューター技術が今のスピードやペースで発達を続けると、ある地点で地球全人類の知能を超える究極のコンピューター=人工知能が誕生するのではないか?」
という予測だ。で、その究極の人工知能が誕生するポイントのことを『シンギュラリティ(技術的特異点)』と呼んでいるのだ。
で、この話は、ここからが怖い。
人間を超えた究極の人工知能は、更により優秀な人工知能を作り、それがまた更に優秀なものを作る……といったサイクルで、爆発的スピードでテクノロジーの進歩が進み、人間の頭脳では予測や解読がもはや不可能な未来になる……。
そして、こういった進歩の元凶、最初の人工知能が完成するのが、計算上は恐らく2045年だろう、と言われている。
なので世間では『2045年問題』と表現されることも多い。人工知能の研究や社会進出が進めば、これから更によく耳にする言葉のひとつだろう。