「OPS」「BABIP」「WHIP」……最近表示されるようになってきた英語の野球用語&指標8選 (2/2ページ)
※計算式はさまざまあり上記計算式はその代表的なもの
●WHIP(ウイップ)
「Walks plus Hits per Inning Pitched」の略で、「被安打と与四球を足した数字」を「投球回数」で割ったものです。この指標では、「1投球回当たり何人の走者を出したのか」が示されています。数値は少ないほど高い評価。海外では公式記録として扱われている数値です。
●QS(クオリティ・スタート)
「Quality Start」の略で、先発投手が6イニング以上を投げた際に自責点を3点以内に抑えた場合に記録されます。メジャーリーグでは重要視されているデータです。日本でも、ヤンキースの田中将大投手の情報を紹介する際に、このQSについて言及されていたりしますね。
●FIP(フィップ、エフアイピー)
「Fielding Independent Pitching」の略で、「運や味方の守備力などの要素を除いた投手能力」を測る指標。日本でメーンとなっている指標の「防御力」は、運の要素も絡んでいるため正当な評価になっていない場合もあり、FIPの方が投手の正しい評価が分かるとされています。
●K/BB
Kは「奪三振」、BBは「与四球」のこと。奪三振数を与四球の数で割ったもので、投手の制球力を知る指標の一つです。この数値は高いほど良いとされており、3.5以上だと優秀な成績になります。
●RSAA(アールエスエーエー)
「Runs Saved Above Average」の略。ある投手が、リーグの平均的な投手と比べてどれくらい失点を防ぐことができているかを示す数値です。「リーグ全体の平均失点率」から「数値を割り出したい投手の失点率」を引き、その数字に「投球回数を9で割った数字」を掛け合わせて導き出します。数値が高いほど失点を防いでいることになります。
日本の野球界でも、こうした新しい指標が選手紹介の際に表示されるなど、目にする機会も多くなってきています。こうした多角的かつ詳細に選手の能力を分析することで、より個性が分かり、野球を見るのも面白くなりますよ。
(中田ボンベ@dcp)