子どもとの時間は4~7時間!? 「ワーママの罪悪感」を減らす通園時の秘策とは?
働くママは、子どもと過ごす時間が限られています。だからこそ、一緒にいる時間は精一杯愛情を伝えて過ごしたいもの。
ですが実際は、帰宅後はごはんにお風呂、寝かしつけ……と、バタバタと過ぎ去って、気づいたら子どもの寝顔を眺めている、といった日々を過ごしていることと思います。だからこそ、朝の通園時間をより大切にしてはいかがでしょうか?
今回は四児の母であり、子育てアドバイザーである筆者が、“保育園の通園時にこそしてあげたいコミュニケーション”をご紹介します。
■「子どもと過ごす時間」は年々減少傾向に
ベネッセホールディングスによる『幼児の生活アンケート』(2015年11月)によると、子どもが家を出て幼稚園あるいは保育園へ向かってから、帰宅するまでの時間は年々伸びる傾向にあるようです。
特にワーママ家庭の保育園児は、家を出てから帰宅するまでの平均時間は9時間34分と、1日の約1/3以上を外で過ごしているそうです。
逆算すると、睡眠時間を8~10時間として、親と過ごせる時間はわずか約4~7時間ほどということになります。
■朝「お叱りモード」で始めないために
働くママの朝は戦場です。子どもを起こす、自分の支度をしながら着替えさせて、朝ご飯を食べさせる……それこそ“髪振り乱し”ても無理はない状況です。
イライラしてしまうママの多くは、理想主義者であり、完璧主義者なことが多いです。きちんとこなそうとすること自体は悪いことではありませんが、平日の朝くらいは適度に手抜きしたり、パパにできることを手伝ってもらったりしてみましょう。
スムーズな段取りや朝ご飯の理想的なメニューはあきらめて、何よりも大事なわが子と笑顔でいる時間を過ごしましょう。また、前の晩にシミュレーションして準備できるものをしておくだけで、朝の時間がラクになります。親子で穏やかな朝を迎えた一日は、気分よく過ごせますよね。
■通園時に子どもとしたいコミュニケーションと3つのコツ
通園のわずかな時間こそ子どもと積極的にコミュニケーションをとってあげましょう。そのコツは以下の通り。
(1)ひたすら話を聞く
子どもはママに話を聞いて欲しいもの。手をつないで歩きながら、ゆっくり耳を傾けられるといいですね。その際に避けたいのは、“途中で遮る”、“意見を述べる”、“説教する”。どれも子どもの「話したい!」という気持ちをみるみるしぼませる行為です。
「そうなんだ」「へえ~」「ママもそれ、わかるなあ~」などと、気持ちよく話せるような相づちと、共感の言葉をかけてあげると、子どもは聞いてもらっただけで愛情タンクが満タンになります。
(2)ママが楽しかった時の話をする
おしゃべりではないお子さんもいるでしょう。その場合は、ぜひママ自身の楽しかった時の話を些細なことでも構いませんのでしてあげてください。
「ママ、仕事でとっても優しくしてもらったんだよ。嬉しかったなあ」「隣に座ってる人がね、ママにお菓子をくれたよ。後であげるね。」「きのうはママ仕事で褒められたんだよ」このように、ママが笑顔で仕事をしている、そんなイメージを子どもが抱けるような話が出来るといいですね。
子どもにとっては、ママの幸せが一番の望みです。また、そんなママの話を聞いて、「ぼくも嬉しかったんだよ、こんなことがあってね」などと会話が膨らむかもしれません。
いかがでしたか。
ワーママが抱きがちな罪悪感に、「いつも子どもと一緒にいられない」というものがあります。ですが、仕事をすることでママ自身が成長していけるよう前向きにがんばっている姿をみせてあげれば、子どもも家族もきっとそんなママを応援してくれるはずです。
お子さんとの限りある時間を大事に、笑顔が増えるように工夫して過ごしてみてくださいね!
【参考】
※ 「第5 回 幼児の生活アンケート」 – ベネッセ教育総合研究所
【画像】
※ Frank Gaertner / Shutterstock
【著者略歴】
※ mica・・・夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住の子育てアドバイザー。暮らしニスタ、コラムラテ、阪急電鉄ブログでもコラムを執筆中。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!執筆依頼はブログよりどうぞ。