眼科医が指摘する「眼精疲労」を放置しておくとまずい理由 (2/2ページ)

新刊JP



森岡:詳しくは前著の『眼精疲労はまかせなさい!』を読んでいただくと分かりますが、毛様体筋というピントを合わせる筋肉が疲労したり、目の周りの筋肉、眼球を動かす筋肉等の筋肉が疲労して痛みを伴うことがあります。

――そういった状況を放置するとどうなるのですか?

森岡:ストレスを溜めてしまうことになり、集中力の低下や仕事のやる気の欠如、睡眠不足につながります。ひどいときには体全体へ悪影響を及ぼしてしまうので、眼精疲労だからと放置しておくことは危険です。

――若い人たちの診察をすることも多いと思いますが、彼らの目に疲れがたまっていると実感することはありますか?

森岡:ありますね。彼らは10代の頃から携帯電話、スマートフォンに慣れ親しんでいて、それでゲームをしたり勉強をしたりしてきています。ですが、明るいディスプレイをずっと見続けることはもちろん良くありません。そうすると10代、20代から視力が落ちてくることも十分考えられます。

――電車の中でスマートフォンの画面をものすごく近くで見る人をみかけますが、画面と目をどのくらい離せばいいのでしょうか。

森岡:見ている内容にもよりますが、なるべく離すことです。30センチ以上は離した方が良いでしょう。ものすごい近距離で見ている人がいますが、心配になりますよ。

――眼科医として、このインタビューの読者の皆様にアドバイスをお願いします。

森岡:この『目は10秒でもっとよくなる!』を通じて、「目ヂカラ」をアップしてほしいですね。どんな人も、スマートフォンやパソコンの画面を見ない日はほとんどないと思います。だから毎日、目のケアを意識的に実践すべきでしょう。

――では、本書をどんな人に読んでほしいとお考えですか?

森岡:今言ったように、多くの人が目を酷使しがちです。なのでパソコン作業を毎日している人、スマートフォンをよく見る人は特にエクササイズを実践ほしいですね。また、目のケアをすることで、目がイキイキして「目ヂカラ」がアップし、相手に好印象を与えられるようになります。だから、美容を気にしている女性の皆さんにもぜひ目を通していただきたいです。

(了)
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