60歳でTOEIC満点の通訳者が語る「英語が身につく勉強法」 (2/3ページ)
「なんでも話せる英語」ではなく、「オリンピックについてなら話せる英語」を目指すという考え方です。
だからこそオリンピックに関心を持ち、インターネットを利用して知識の充実と内容の理解を図っていくべきだということです。
■2:仕事の語彙は、単語帳をつくっておぼえる
英語コミュニケーションにおいて、「語彙力」の果たす役割はとても大きいと著者はいいます。そこで大切なのは、みなさんそれぞれの仕事で使う単語を自分のものにしてしまうこと。そして、ここで意識しておくべきことがあるといいます。
それは、「単語が役に立つのは、話すときだけとは限らない」ということ。単語を知っているということは、「読む」「書く」「聞く」「話す」のすべてにおいて強みとなるのだそうです。
ちなみに、著者が実践しているという「単語力をつける5か条」は次のとおり。
(1)単語は出会ったときがおぼえるとき。そのときの場面に関連付けると記憶に残りやすい
(2)自分オリジナルの単語帳をつくる
(3)単語は隙間時間でおぼえる。単語帳をクリアファイルに入れて、常に持ち歩く
(4)クイックレスポンスが大事。自然に言葉が出るようになるまで鍛える
(5)単語学習は継続。何度もしつこく繰り返す。忘れることを気にしない
■3:「イメトラ」と「サイトラ」で、イメージを英語にする
通訳者の学習方法に、「サイト・トランスレーション」(sight translation サイトラ)と呼ばれるものがあるそうです。書かれた原文(英語でも日本語でも)を目に入った単位ごとに頭からどんどん口頭で訳していくこと。
対する「イメージ・トランスレーション」(image translation イメトラ)は著者の造語だそうですが、頭のなかにあるイメージを英語にしていく方法。
相手にどう説明するか、めまぐるしく頭を働かせ、心のなかで、場合によっては小声で口に出し、話すことを練習するわけです。
まずは単語を洗い出し、情報を集めたら、次はそれを英語でいえるように練習するのが有効。