60歳でTOEIC満点の通訳者が語る「英語が身につく勉強法」 (1/3ページ)
『「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者・田代真一郎氏は、プロ通訳者として活躍する人物。
とはいっても英語の素養があったわけではなく、もともとは自動車会社で働く普通のサラリーマンだったのだといいます。
それどころか海外に住んだ経験もなく、初めて飛行機に乗ったのも30歳を過ぎてから。
にもかかわらず、60歳で会社を定年退職してからすぐに受けたTOEICでは満点を獲得。いまでは同時通訳までこなし、クライアントやエージェントからリピートの仕事や指名も入るのだそうです。
注目すべきは、著者が「仕事こそが、英語を身につける最高の機会だった」と明言している点。
50歳になったころ、勤めていた会社が海外メーカーの傘下に入ったため、必要に迫られて英語を学んだことがよかったというわけです。
だとすればそれは、多くのビジネスパーソンにも真似できるものなのではないでしょうか?
そこで、すぐに活用できそうな「仕事を通じて英語を身につける4つの勉強法」を見てみましょう。
■1:知識を最大限に増やす(活用する)
意識すべきは、知識を最大限に増やし、それを活用すること。その際、大きなチャンスになるのは、意外なことに2020年の東京オリンピック・パラリンピックだといいます。
今回のオリンピックの経済効果は、直接的なものだけでも数兆円にのぼるといわれています。
また政府も成長戦略のひとつとして「観光立国」を標榜しており、2030年には訪日外国人旅行者の数を3,000万人以上にすることを目標に掲げています。だとすれば、英語がもっと必要になるわけです。
そこで、まずは東京オリンピックについての知識を増やし、内容の理解を深めることに集中する。英語そのものの話とは関係なさそうですが、ここを充実させておくことが、のちのち役立つのだそうです。
なぜならコミュニケーションに大切なのは中身で、手段としての英語は虹的なものだから。