遺伝するorしない!? 赤ちゃん期からしたい「音感が育つ」教育法とは? (2/2ページ)
ただし、これはあくまでも音に関する能力ですから、内容を理解するとか、読んだり書いたりする能力だとか、身体的なリズム感と連動するとは限りません。歌や楽器が得意な人がダンスが上手だとか、文章が上手だとは限りませんよね。
英語に関しても、あくまでも部分的な能力であって、発音がいいからと言って、読み書きも得意とは限りません。
■「音感が育つ」教育法とは?
ご紹介したように様々なメリットが挙げられることからも、親としてはできれば音感が良い子になってもらいたいと思いますよね。では、音感が良い子に育てるにはどうすればいいのでしょうか?
それには、やはりいい音楽やきれいな音を聞かせることです。赤ちゃんの時から耳にする音が、雑音や調子っぱずれの歌、音程のずれた音楽などでは耳が育ちません。
音楽は、クラシックでもジャズでもポップスでも、親が好きな音楽で構いません。一流と言われる人達の音楽には、どんなジャンルにしても、耳だけでなく心に訴えるものがあります。子どもにもそれは伝わります。
英語と同様、音感を育てるのも赤ちゃん期から7~8歳くらいまでが大切な時期だと思います。
いかがですか?
乳幼児期には、“教え込もう”と決してムキにならないでくださいね。逆効果になります。大切なのは、普段からの環境作りです。ぜひ、いい音楽や英語が流れる環境作りをしてみてくださいね。
【参考】
※ A genome-wide linkage and association study of musical aptitude identifies loci containing genes related to inner ear development and neurocognitive functions – Molecular Psychiatry
【著者略歴】
※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子供英会話教室設立。30年以上に亘り子供英語教育に携わり、現在3~6歳までの子供にバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』。