吉野杉の間伐材を活用した木の文具『鳥獣戯画シリーズ』香り豊かで環境にも優しい商品だが、その実用性は?? (2/3ページ)

説明書にあるように、このシートに新書を乗せて、少し余裕をみて折り曲げていく。水を吹いてあるため、紙のようにしなやかに折り曲げることができる。が、やはり木材であるためか、いくら上手な加工を施しているといっても、ややゴワゴワした感じがある。しかし、割れたり、折れたりはしない。

上下を折り、そして左右を折り、折目の間に本の表紙を差し込んで完成。
確かにブックカバーとして使えることはわかったが、何も無理して木材を折らなくてもいいように思える。折目がゴワゴワし、カバーと本の密着性もあまり良くない…。いざ読書するときには邪魔に感じられるのである。

間伐材を利用することで、日本の森林資源の保全・再生に貢献し、さらに木の香りやぬくもりを感じてもらうという、商品としての存在意義にはとても共感できる。だが、このシートをブックカバーとしては、記者なら使わないだろう。
それよりも、ランチョンマットにするとか、ボールペン筆記や印鑑を押すときの下敷きにするなど、シートのまま利用する使い道を選ぶだろう。シートのまま使うにしても、この柔軟性はとても役に立つのである。