集中できると思いきや逆効果! 徹夜はするべきではない脳科学的理由3つ (1/2ページ)

仕事が終わらず夜通し頑張った。うっかり二晩も徹夜してしまった。そんな経験は、誰でも一度や二度はあることでしょう。社畜を標榜する方なら日常茶飯事かもしれません。もちろん寝られるものであれば寝ているし、体に良くないこともすべて折り込み済みでなさっているかと思いますが、今回は脳科学的に見た「徹夜をするべきではない理由」についてご紹介します。
■ 脳がもっとも集中できないのは明け方
脳は起きている間、ずっとテンションが一定の状態を保っているわけではありません。物事に集中しやすい、覚醒している時間帯もあれば、しだいに休息に向かっている時間もあります。
脳の覚醒度が最も下がるのは明け方手前の時間帯。夜9時頃から脳は休息に向かって覚醒度を下げていきますが、深夜をすぎて急激に下がり、4時〜5時くらいにもっとも低くなります。この時間は昔から、自動車や鉄道、飛行機などの事故が起こりやすいことで知られています。
徹夜で頑張っていても、集中しているつもりで実はミスをたくさん起こしている可能性も大。そして、小さなミスがときには大きな事故を引き起こしかねないのも事実なのです。
■ 睡眠不足だと欲に負ける
脳の中には起きている間だけ活動する場所と、24時間ずっと働き続ける場所があります。睡眠はいわば、この起きている部分を休ませる役割もあるのですが、ずっと寝ずに休ませていない状態が続くと、判断力や機能はどんどん低下していきます。そして、欲求にいとも簡単に負けるようになります。何も考えずに欲求に従ってしまうようになるのですね。
たとえば美味しそうなものが目の前にあるとき、充分な睡眠をとれているときなら「全部は食べ過ぎだ」「健康に悪いからほどほどにしよう」などと考えられるものを、睡眠不足の状態では満腹になってもなお、惰性でズルズルと全部食べてしまったりします。