まさに天才! 「二科展」受賞の大学生彫刻家、東北芸術工科大学森本諒子さん取材「石を生き物に」 (1/2ページ)
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「二科展」はその開催を1914年(大正3年)にさかのぼることができる美術展。「絵画部」「彫刻部」「デザイン部」「写真部」の4部門があり、若手芸術家の登竜門です。今回は、この二科展で見事受賞を果たした若き女性彫刻家を取材しました。
「第100回記念 二科展」の彫刻部で「第100回記念賞」を受賞した、東北芸術工科大学4年生の森本諒子さんにお話を伺いしました。
――『クロウ』という作品で受賞されましたが、何か有機的なイメージのある彫刻ですね。

↑森本諒子作『クロウ』(H120cm x W95cm x D60cm)
森本さん 「生き物を造りたい」と思って造った作品です。もともと「石って生き物みたいだな」と思っていました。水を吸ったり、水に削られて形が変わったりと、長い時間をかけて変化する生き物みたいだと。
それで石そのものが生き物になってほしいと思って造りました。自分が思うものを見せられていたらよいのですが。
――『クロウ』というタイトルにはどんな意味があるのでしょうか。
森本さん 「クロウ」は「クロール」(crawl)から取っています。この生き物の名前みたいに付けました。
――なるほど。確かに動きそうな不思議なフォルムをしていますね。この作品の制作期間はどのくらいでしたか?
森本さん 3カ月ぐらいですね。
――それは短い方なのでしょうか?
森本さん 短い方です。締め切りがありましたので間に合わせるのが大変でした。彫刻の場合は運ぶのも大変なので。