海に一番近い駅で改札の外に出られない駅!?横浜にある秘境駅・鶴見線「海芝浦駅」 (3/4ページ)



普段私たちが目にする鉄道ですが、レールが敷かれるにはそれなりの「理由」があります。
ある日突然、何の意味もなく、レールが敷かれ、列車が走る、そして駅ができる。という事は絶対にありません。
この鶴見線ですが、富山出身の浅野総一郎の発案によって「臨海部」の埋め立てが行われたことによって生まれました。
実は1度は頓挫した計画だったのですが、渋沢栄一、安田善治郎という名だたる日本の実業家とともに大規模な埋め立て事業が遂行されます。
そして浅野が発案した1904年(明治37年)から、24年の歳月を経て、1928年(昭和3年)に現在の鶴見地区の埋め立て事業は完成します。
日本の近代化の礎(いしずえ)の1つともなった場所に物資を効率よく届ける為にできた、普段はあまり着目されることの少ない大都市の路線「鶴見線」。
実は、元旦には、始発電車に合わせて、海芝浦公園も開園するようです。
元旦に、秘境駅「海芝浦駅」を訪れて、京浜工業地帯から登る初日の出を拝んでみてはいかがでしょうか?
きっとその新しい夜明けは、これまでの日本の歴史と、これからの新しい日本の歴史を繋ぐ、バトンのような素晴らしい輝きを放っていることでしょう。