若いうちからサッカーでヘディングをしすぎると危険?脳震とうの長期的なダメージとは (1/2ページ)
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米サッカー協会が11月、子どものヘディングについての新たな指針を発表したことが話題になった。
10歳以下の子どもはヘディング禁止、11~13歳の子どもは練習中のヘディングを制限することになる。
アメリカでは、アメリカンフットボールやホッケーなどで、選手の衝突による脳しんとうが問題になり、訴訟に発展するケースも増えている。頭とは異なるが、日本でも学童野球において、肘や肩を壊さぬよう変化球が禁止されている。
今回の規定も、米サッカー協会やユース・サッカー協会などを相手にした裁判がきっかけとなったという。
多くのサッカーファンを驚かせた今回の決定。実際にプレー経験がある人の中には、自身の経験からヘディングの危険性がピンとこない人もいるのでは。
そこで今回、若年層の脳震とうがもたらす脳へのダメージについて考察してみたい。
■ ダメージを受けやすい子どもの脳

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近年、脳震とうが脳の機能に微妙な影響を与えること、そして子どもの脳がとくに傷つきやすいことが、神経科学者によって発見されている。
2013年の米国医学研究所の研究は、若い世代を中心とした、年代ごとの脳震とうの実態に大きな注意を求めた。レポートによると、カレッジ・フットボールの選手の、約20人に1人が1シーズンに1度の脳震とうを経験したといい、この数字は高校生だと14人に1人、より若い世代では30人に1人になるという。
しかし、この数字は実態を過小評価しているとの指摘も。
脳震とうの90%は、失神などの明らかな症状が出ないため、10歳より下の世代では、自分の状態を説明する仕方がわからないこともありうるのだ。