日本人の多くが実践していない「日本式のお正月とは?」 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

しめ飾りを作るという共通作業は世代を超えたコミュニケーションツール(写真はイメージです)
しめ飾りを作るという共通作業は世代を超えたコミュニケーションツール(写真はイメージです)

 今年も残りあとわずか。お正月の準備は無事に進んでおりますでしょうか。私も本物の稲わらを使って注連飾りを作るソーシャル・アクション「team 和・KA・ZA・RI」を全国各地で展開しています。

 理由は簡単。私たち日本人の多くがこの「お正月」の意味を知らなくなったからです。結果、些細な変化が起こっても何も気付かない。これは昨年にもお話ししましたが、とりわけ注連飾りを取り巻く実状は、そんな日本人の「お正月」に対する無理解さを象徴するものとして私も注目してきました。

 基本的に、いわゆる「正月飾り(門松・注連飾り・鏡餅)」というものは、「年神さま」と呼ばれる「農耕・穀物の神さま」を迎え入れるためにあります。しかし、多くの方はそれを知らないがために、今、市販の「注連飾り」の多くが「中国産の水草」でできていることになんら疑問を抱かないのです。

 とくに近年の「飾り」の中には、ご丁寧に「年神さまを迎えよう!」といったお正月の理解をパッケージ上に促すものまで登場しているだけに、結局主成分が「水草」のままだったりすると、返って状況は悪化しているのではないか?という気さえしてしまう。まぁ、それでも「やるだけまだいい」と言われればそれまでなんですけどね。

 ただ、それでもやはりどうせやるのであれば、「意味はいいのよ、見栄えさえ良ければ」よりは「見栄えはいいから、意味のあることをやろうよ」といきたいですよね。「水草」はあくまで「雑草」の類ですから、「穀物」の神さまを迎え入れる習慣にならって、「稲わら」できっちり仕上げましょう、というのが、この「team 和・KA・ZA・RI」プロジェクトではあります。

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