8割の人は自分の声が嫌い!けれども声ひとつで人生は変えられる (2/3ページ)

Suzie(スージー)

「つくり声を出すということは、クレーンで背中を吊り上げらながら歩いているようなもの。地面をしっかりと踏みしめて歩きたいのに、声は心身に反して、吊られて浮つく。見た目は普通を装っていても、内部はもがき続けている」女性たちを、山﨑さんは「クレーン女子」と命名します。

山﨑さんは、このクレーンに吊られたようなつらさを、いまは「クレーン女子だけでなく、クレーン男子、いやすべての年代」が抱えている、と分析します。

■自分の声が嫌いだと自己否定感も強くなる

山﨑さんが自分の声についての意識調査を行ったところ、約80%の人が自分の声を嫌いだという結果が出たそうです。その話を聞いた山﨑さんの中国人の友人は次のようにいったそうです。「中国人は10割が自分の声が好き」と。

これは笑いごとではないですよ。山﨑さんによると、「自分の声を嫌いな人は、自己否定感も強く持っていることがほとんど」だというのですから。

財団法人日本青少年研究所が行った調査によると、日本の中高生の自己肯定意識は諸外国の中で圧倒的に低く、「自分は人並みの能力がある」と答えたのはアメリカの55.6%に対して日本はわずか13%。

また自殺者の数も、未だに2万人台の後半で、15~39歳までの死因のトップは自殺です。

なぜ、これほどまでに日本人は自分の声が嫌いという人が多いのか、山﨑さんに伺ってみました。

「日本では教育やしつけのなかで、声の出し方を教えるということをしてきていません。その結果、声がその人自身を表現するとても重要な手段であり、他人と自分、社会と自分を繋ぐメディアだという認識があまりにも稀薄なのです」

たしかに、子どものころ、声の音量を注意されることはあっても、声の質や出し方について、教わった記憶はありませんよね。

■声ひとつで「理想の自分」も作っていける

山﨑さんによれば、日本の声に対する意識は欧米諸国とくらべて、100年も遅れている、ということです。

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