「1日1日反省しています...」川崎中1事件から301日、現場に残された「赤い手紙」【現場2015】 (4/4ページ)

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看板に巻かれた1枚の赤い布
看板に巻かれた1枚の赤い布

もう1つ、花壇の近くに立っていた看板の支柱にも、メッセージの書かれた赤い布が。触らぬようにそこに書かれたメッセージを見てみると、「1日1日反省しています」「人生が変わった」「自分のことだけじゃなく、人のため仲間のために......」といった言葉が、被害者少年の名前とともに綴られていた。

過ちを犯した少年本人、もしくはそれに近しい人物が綴ったような、そんな文章といった印象を受けた。

「月命日が近くなると、この場所を訪れるんです」

「月命日の20日が近くなると、この場所を訪れるんです」――。こう語ったのは、花壇周辺を歩いていた40代の男性だ。聞くと、事件の起きた2月から毎月欠かさずこの場所を訪れ、少年の冥福を祈っているという。今回は妻と娘、まだ赤ん坊の孫を連れてやってきたのだそうだ。

「すっかり、この場所も様変わりしましたね。事件直後は、日本全国から大量の献花が届き、お坊さんが経を読みにいらっしゃることもありました。テレビや新聞などのマスコミも沢山いましたし......。とはいっても、ボランティアの方が手弁当でこの場所を管理して下さっていたので、『いつまでも』というわけにはいかないのでしょうが」

しかし、上のように語った直後、男性は遺体が発見された現場へ顔を向け、以下のように言い添えた。

「ただ、あの痛ましい事件がこのまま忘れられてしまうのは、寂しいものですね――」
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