一度は食べておくべき珍味? 「エミューの卵」はオムレツ向きだってほんと? (1/2ページ)

ところ変われば大きく変わる「食材」。日本ではなじみのないエミューやダチョウがおいしく食べられるか? が研究されているのはご存じでしょうか?
世界最大の鳥であるダチョウは、海外ではメジャーな食材で、牛と比べて脂肪が5分の1、カロリーはおよそ半分とヘルシーな肉が特徴。日本の気候でも飼育可能なことから多くの「牧場」が誕生しています。2番目に大きいエミューの卵は「緑色」の尻込みするビジュアルとは裏腹に、泡立ちも良く加熱しても柔らかいのが特徴。オムレツやどら焼きなど、多くのレシピが誕生しているのです。
■エミューの卵は「どら焼き」向き
ダチョウを知らないひとはいないでしょうから、エミューの説明を簡単にしておきましょう。ダチョウに次いで大きな鳥・エミューは、お察しの通りダチョウの親戚にあたる鳥ですが、気性がおだやかなのが大きな違い。攻撃性が低く飼育も容易なためで、日本でも食用として注目を集めています。豚もも肉と比較すると、
・脂肪 … 8分の1
・タンパク質 … 同等
・鉄分 … 10倍
と栄養豊富。低脂肪・高鉄分な特徴はダチョウも同じで、海外では古くから食用として愛されています。動物なのに植物性に近い脂肪は「エミュー油」と呼ばれ、医薬品や化粧品への活用に期待がもたれるなど、あらゆる分野で大活躍する可能性を秘めているのです。
なかでも特徴的なのはエミューの卵で、
・ラグビーボール状
・長さ10cm、重さ500g程度
・緑色
と文字通り異色。鶏卵の8~10倍と大きく、食欲をそそらないビジュアルに反して意外に料理向き、鶏卵と比べて、
・泡立ちが良い
・加熱しても柔らかい
なため、オムレツ向き。東京農業大学では「どら焼き」を販売していることからも、フワフワな料理にもってこいの卵なのです。