【憧れのマイホーム】本気で目指す人の「失敗しない住宅購入計画」
この時期何かと目標を立てることが多いことと思いますが、「2016年こそは、夢のマイホームを持ちたい!」そう考えている人もいると思います。
“人生でもっとも高い買い物”とも称される住宅購入。自分にいくらぐらいの物件が買えるのか、頭金はどれ位用意した方がいいのかなど分からないこと、不安に思うことも多いと思います。
そこで、本気で住宅購入を目指そうとしているあなたに向けて、ファイナンシャルプランナーである筆者が住宅購入の段取りをまとめてみました。
■「住宅展示場に行く前」に必ずやっておきたいこと
「家の近くにマンションが建つからちょっと見てこよう」、「住宅展示場で面白いイベントがあるから家族で行ってみよう」こんな風にして、何の予備知識もなく、物件を見にいくことから住宅購入がスタートしてしまう人がいます。
物件を見にいくこと自体が悪いわけではありません。ただ、物件選びからはじまってしまうと、わが家の家計ありきではなく、物件ありきで住宅購入をすすめがちになります。その結果、物件価格が適正かどうか、今の家計でずっと住宅ローンを返済していけるかなどへの意識が薄まり、「多少無理しても買いたい」そんな風に考えてしまいます。
そうならないために、住宅展示場に行く前に“物件予算”をまず決めておくことが大切です。
では、物件予算はどのようにして決めればよいでしょうか?
■「物件予算」はリアルに、将来を見越して考える
多くの人が住宅購入にあたり、金融機関からお金を借りると思います、そのため、基本的な考え方は、現在の収入でどれくらいの返済ができそうか、それまでに頭金がどれ位貯められるのか、そこから考えて逆算していきます。
その際に、今の家賃ぐらいは返済できるという安易な考えはいったん頭から追い出しましょう。というのも、たとえば、家を所有すれば固定資産税など新たな出費も発生しますし、戸建てに住めば、光熱費もいまより高くなりがちです。また、お子さんが成長するに従って教育費が増えるなど将来の家族構成の変化も織り込むべきだからです。
「年収の○倍ぐらいが購入できる物件価格です」といった紹介がされますが、それが適正予算であるかは、実のところ家庭によって違います。購入の目安ではありますが予算とはなり得ません。金融機関HPにある、年収から住宅ローン借入額をシミュレーションできる機能も同様です。
わが家の家計で見積もるプロセスを大切にしていきましょう。
■借りられる金額ではなく、「安心して返せる」住宅ローンを
住宅ローンの毎月返済額と頭金、諸費用として準備できるお金が決まれば、あとは住宅ローンの金利タイプを選ぶことで住宅ローン借入額、つまり物件予算が立てられます。
予算の段階では借入金利は分かりませんから、シミュレーション時には少し高めに設定しておくことをおすすめします。また、金利タイプも、実際に選ぶかはともかく、予算立ての段階では、毎月のローン返済額が最後まで変わらない、全期間固定金利型で試算しておくと安全です。
せっかくマイホームを購入しても、毎月のローンの支払いに汲々としたり、お子さんや自身の将来のための貯蓄も満足にできない家計では、理想のライフスタイルを続けていくことは難しくなります。
借りられる金額ではなく、安心して返せる住宅ローンを念頭に住宅購入計画を作り上げましょう!
いかがでしたか。
失敗が許されない大きな買い物、それが住宅購入です。夢のマイホームで末永く楽しく暮らせるように、物件ありきではなく、家計ありきで慎重に計画を立ててくださいね。
【著者略歴】
※ 海老原政子(ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー)・・・元生命保険外交員。千葉市在住。一児の母として主婦目線でのアドバイスが好評。「ムリしない」「ラクに続く」家計管理について、日々情報発信中。
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